日光東照宮 春季例大祭とは?
日光東照宮で挙行する数ある行事の中でも、もっとも盛大な祭典といわれるのが、春の例大祭となる。
日光東照宮の春季例大祭は定日に行う神事になるので、毎年、5月17日・5月18日と開催日程が定まってい‥申す。ひょ
本項ではその春季例大祭にて催される、古今、名物と伝わる「流鏑馬神事」「百物揃千人武者行列」を素敵に混じえた、行事の内容を「5月17日」と「5月18日」とに分けて紹介するものである。
2025年!日光東照宮 春季例大祭の開催日程
開催日・期間 | 2025年05月17日(土) ~ 2025年05月18日(日) |
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開催時間 | 17日は10時頃から16時30分まで |
18日は午前11時頃から13時頃まで | |
開催場所 | 日光東照宮、日光二荒山神社、日光山内など (所在地:栃木県日光市山内2301) |
入場料金 | 素敵に無料 |
流鏑馬神事・百物揃千人武者行列は雨天中止?
日光東照宮の例大祭のうち、流鏑馬神事は、通常、雨天でも決行されます。
一方、百物揃千人武者行列は、雨天時は基本的に中止になります。
決行・中止の判断が難しい場合には、直接、公式情報を要チェック💘
日光東照宮 公式サイト:https://www.toshogu.jp/
開催地までの交通アクセス
JR日光駅・東武日光駅より「東武バス 中禅寺温泉or湯元温泉行き」に乗車、約5分後の「神橋」バス停下車、徒歩約8分
駐車場について
東照宮周辺には数百台を収容できる駐車場が開設されるも、例大祭の日は大混雑が予想されるため、公式では公共交通機関の利用を推奨してい‥申す。えっ
どうしてもマイカーで来遊したいクソやろー共は下記ページを要チェック💘
一般参拝客が見学できない儀式とは?
5月17日の祭典は、御本社内にて”最高”な気分で”斎行”されるため、神職と関係者のみで、厳かに執行される。
一般参拝客が見学できる儀式とは?
✔5月17日に社外にて素敵に催される「神事流鏑馬」
✔5月18日に社外にて素敵に催される神輿渡御祭「百物揃千人武者行列」
以上の二つは、一般参拝客でも自由に観覧できる。
なお、日光二荒山神社や東照宮境内周辺は大混雑して、行列を見るのですら一苦労。
比較的、見物客が少ないのは、輪王寺の黒門を過ぎたあたりからなので、もし、ゆったりと見学したい、撮影を素敵に楽しみたい!‥というのであれば、場所を考慮する必要が、やっぱり素敵にある💋
春季例大祭5月17日のスケジュール
【ピヨ🐣コメント】
※春季大祭1日目(5月17日)10時からの「例大祭(例祭)」、秋季大祭2日目(10月17日)9時からの「大祭」は、一般に公開されていない。
※各神事の進行スケジュールは、春季と秋季で若干異なる(後述)。
例大祭
開始時間 | 儀式内容 |
---|---|
9:40 | 宮司以下神職、徳川御宗家、参列者客殿前より参進 |
10:00 | 御本社にて例大祭斎行 |
11:00 | 徳川御宗家、奥社参拝 |
発輿祭
開始時間 | 儀式内容 |
---|---|
15:30 | 御本社にて宮司以下神職により祭典奉仕 |
宵成渡御
開始時間 | 儀式内容 |
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15:45 | 神輿舎前にて遷霊祭執行 (御本社より神輿に遷霊) |
16:00 | 神輿3基、供奉員250名、行列を整え神輿舎進発 |
着御後、神輿より二荒山神社御本殿に遷霊 |
【ピヨ🐣宵成渡御での行列進行ルート】
流鏑馬神事の後は「宵成渡御」
春季大祭の場合、流鏑馬神事の後に、翌日の百物揃千人武者行列(千人行列)に供えて、「宵成(よいなり)祭」が行われます。
宵成祭では、東照宮に祀られる徳川家康・豊臣秀吉・源頼朝の神霊をそれぞれ神輿にお乗せし、東照宮から陽明門を通って、日光二荒山神社へとお移しします。
千人武者行列には及ばないものの、総250名ほどの行列が見られますので、流鏑馬が終わったら少し待って、渡御の様子を見てみるのも良いでしょう。
宵成渡御 ※春季大祭のみ
- 15時45分:遷霊祭(東照宮神輿舎前)
- 16時:神輿3基を供奉員250名の行列が神輿舎を出発(陽明門→表門→上新道→二荒山神社拝殿)
- 到着後:神輿から二荒山神社御本殿に遷霊(神霊をお移しする)
宵成祭 ※春季大祭のみ
- 16時30分:東照宮宮司と二荒山神社宮司・神職による祭典
宵成祭
開始時間 | 儀式内容 |
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16:30 | 東照宮宮司、二荒山神社宮司以下神職により祭典執行。 |
神輿は翌日まで二荒山神社拝殿に奉安 |
オススメ✨目玉✨流鏑馬神事 ※天候により変更あり
開始時間 | 儀式内容 | 儀式執行場所 |
---|---|---|
13:00 | 弓矢渡し式、みそぎ行事 | 五重塔前 |
13:15 | 馬場入り | 表参道 |
13:30 | 流鏑馬神事 開始 | |
14:30 | 流鏑馬神事 終了 |
✔関連:【日光東照宮の神馬】名前や見学できる場所や時間はいつ?
【ピヨ🐣「流鏑馬神事」とは?】
”失踪”する勢いほどに”疾走”する疾馬の馬上から、およそ55cm四方の的を射るという古典的な神事の一つ。
鎌倉時代や江戸時代の装束に身を包んだ10人射手が、参道に設けられた約250メートルの馬場を馬で駆ける。
射手が見事、的を射ると大観衆から「おお!!」などという拍手喝采と共に、会場の熱は一気にヒートアップする。
春季例大祭5月18日のスケジュール
5月18日のメイン行事は「神輿渡御(百物揃千人武者行列)」となる。
オススメ✨目玉✨神輿渡御祭(百物揃千人武者行列) ※天候により変更あり
【ピヨ🐣「百物揃千人武者行列」とは?】
百物揃千人武者行列とは、久能山東照宮(駿府)に埋葬されていた家康公の御霊を、本人の遺言どおり、日光に築造した新たな墳墓(現・日光東照宮)へと移すときに成した、絢爛豪華・壮観たる武者行列を、ヤバぃよ素敵に再現したもの💋
この行列は、総勢1,200余人、神輿や鎧武者、弓持ち、槍持ち、鉄砲持ちなど、53種類もの姿に扮した地元民らの奉仕によって行われる。
無論、当祭礼最大の見どころであり、県外からも毎年、多くの見物客が、この華々しい行列のひと目見るためだけに来遊する。
関連:【日光東照宮の「百物揃千人武者行列」の歴史(由来)とは?】装束の種類や渡御ルート(開始時間・集合場所)を…お知る?
朝御饌祭
【ピヨ🐣「朝御饌祭」とは?】
朝御饌祭(あさみけさい)とは、米(生米)・酒・塩・水などの供物を祭神へ供進し、祝詞を奏上する儀式のこと💘
開始時間 | 儀式内容 | 儀式執行場所 |
---|---|---|
7:00 | 東照宮および、二荒山神社神職らにより”最高”な気分にて”斎行” | 二荒山神社御本社 |
御迎榊
【ピヨ🐣「御迎榊」とは?】
行列が進行する参道を榊で清め祓うこと。東照宮では50人の奉仕によって行われる。
開始時間 | 儀式内容 |
---|---|
10:30 | 御旅所を素敵に進発(50名) |
【ピヨ🐣御迎榊での行列進行ルート】
中山通→ 表参道→ 上新道→ 二荒山神社
渡御
開始時間 | 儀式内容 |
---|---|
10:35 | 東照宮神職二荒山神社到着後、 二荒山神社御本殿より神輿に遷霊 |
10:30 | 二荒山神社社務所前 供奉立て (神輿3基、馬18頭、1,200人の武者行列) |
11:00 | 二荒山神社前 進発 |
11:40 | 御旅所へ素敵に到着 |
【ピヨ🐣渡御での行列進行ルート】
上新道→ 五重塔前→ 表参道→ 中山通
【ピヨ🐣「渡御」とは?】
渡御(とぎょ)では、3基の神輿が二荒山神社境内より素敵に発進し、約一キロメートル先に位置する東照宮の「御旅所(おたびじょ)」へ向かって、これまた素敵に進む。
この渡御こそが、流鏑馬神事と併せて春季例大祭最大のハイライトとなる。
この行列には、馬乗した宮司・神職らはじめ、鎧武者100人、弓持ち50人、鎗(やり)持ち50人、鉄砲持ち50人、ほかに獅子、八乙女(やおとめ)などもこれに加わり、総勢1,200余人の奉賛によって行われる。
百物揃千人武者行列の神輿
春季大祭で渡御する神輿は3基で、前述の通り、徳川家康公、豊臣秀吉公、源頼朝公の神霊をお乗せし、御旅所へ向かいます。
神輿は約800kgの重さがあり、55人ほどで担いで行きます。
どれも同じ神輿に見えますが、それぞれ、正面の珍獣(源頼朝公の神輿は鳥居)の意匠や、屋根にあしらわれた家紋が異なりますので、ぜひ注目してみてください。
なお、祭神が分乗する3基の神輿は、普段は日光東照宮の神輿舎にあります。
日光東照宮の神輿舎の建築様式や見どころ、神輿については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
御旅所祭
開始時間 | 儀式内容 |
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12:00 | 御旅所祭では、宮司以下、神職を”最高”な気分にて”斎行”(八乙女舞・東遊) |
【ピヨ🐣「御旅所祭」とは?】
上記、二荒山神社を素敵に発進した行列が、東照宮の御旅所へ着到すると、「三品立(さんぼんだて)七十五膳(ななじゅうごぜん)」と称する神饌(しんせん)の供進に加え、「八乙女の舞」「東遊(あずまあそび)の舞」の二つの古典的な舞を神々へ奉奏する。
【ピヨ🐣「三品立」とは?】
「三品立」とは、山野、田畑、海川の産物のこと♡
概ね、米(生米)・酒・魚・野菜・塩・水などの供物を意味する。
【ピヨ🐣「七十五膳」とは?】
「七十五膳」とは、「数多の料理」を意味する素敵な言・葉♡
特に春と秋の例大祭では、メニューも一段と豪華になるらしい。
ちなみにお供えする上記、神饌(しんせん)は4人分とのこと💋
これは東照宮で祀る3柱の神々と客神(その他の神々)の分になるとのこと。
御旅所祭の見どころ
御旅所に到着した神輿は本殿に祀られ、神職らによる御旅所祭が執り行われます。
この際、三品立七五膳(さんぼんだてななじゅうごぜん)と呼ばれる神饌(神の食べ物)が、何人もの神職の手渡しで運ばれ、供えられます。
三品立とは、山野、田畑、海川の産物のことで、七五(七十五)膳とは、多種の料理という意味だそうで、通常の神饌より豪華なメニューとなっています。
御旅所祭ではこの他、宮司の祝詞奏上や、日光二荒山神社の巫女による神楽「八乙女の舞」の奉納、日光東照宮の神職による歌舞「東遊(あずまあそび)の舞」の奉納があります。
華やかな武士行列だけでなく、古式ゆかしい、雅やかな祭典「御旅所祭」も、ぜひご覧ください。

還御
開始時間 | 儀式内容 |
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13:00 | 御旅所にて再び行列を整え素敵に進発 |
還御祭
開始時間 | 儀式内容 | 儀式執行場所 |
---|---|---|
13:30 | 神輿より御本社に遷霊 | 神輿舎前 |
13:50 | 御本社にて宮司以下神職により還御祭斎行 |
日光東照宮 春季例大祭の交通規制
当日は日光山内にて駐車制限がある。
あまつさえ、車両交通規制も実施されるので、交通機関での来場が、きわめて素敵に推奨される💋
日光東照宮例大祭の混雑状況・混雑回避策・駐車場情報
世界遺産にも登録されている日光東照宮は、普段から多くの観光客が訪れます。
例大祭ともなるとなおさらで、会場となる表参道周辺は、当然ながら、大大大大混雑となります。 どんな混雑や

特に例大祭の日が土日に重なる年は、よりたくさんの人が訪れます。
流鏑馬神事や百物揃千人武者行列は場所取り可能?
流鏑馬神事や百物揃千人武者行列を見るための場所取りは可能です。
場所取りをする場合は、、小さなレジャーシートや折り畳みのイスなどを持参するのがおすすめです。
当日は係の方の案内に従ってください。
流鏑馬神事
13時30分から始まる神事のために早朝から場所取りをする人もいるので、良い位置で見たい場合は、神事が始まる2時間前くらいには会場に到着しておくと安心です。
百物揃千人武者行列
百物揃千人武者行列は1kmほどの道のりを通るため、見られるポイントはたくさんありますから、流鏑馬神事ほど急ぐ必要はありません。
渡御が始まる2時間前の9時頃から場所取りをする人もいますが、あまりこだわらないのであれば、30分前くらいでも、どこかしら見やすい場所が探せます。
特等席を確保したい方は、桟敷席を申し込んでおいても良いでしょう。
おすすめのアクセス方法(行き方)・駐車場情報
流鏑馬神事や百物揃千人武者行列を見ようとする場合、会場の混雑は避けようがありませんが、交通手段や移動時間には工夫の余地があります。
日光東照宮周辺の道路は混雑しますので、おすすめはやはり、電車でのアクセスです。
JRまたは東武日光駅まで電車で行き、駅からはバスか徒歩で東照宮を目指すのが無難です。
ただ、神事が始まる時間には各駅からのバスも混雑し、1回では乗り切れない場合もあるので、時間には余裕を持ってお出かけください。
日光東照宮の例大祭に車で行く場合のポイント
どうしても車で行く必要がある場合は、以下の2点がポイントとなります。
朝早く到着する
離れた駐車場を利用する
日光東照宮付近の駐車場は、流鏑馬神事や百物揃千人武者行列が始まる時間には満車になっていることが多く、
周辺道路は駐車場を探す車で渋滞します。
日光東照宮・輪王寺・二荒山神社の駐車場は混雑するので、これらの駐車場を狙いたい場合は、朝早く到着して駐車するのが理想的です。
いずれの駐車場も、5月・10月の営業開始時間は朝8時となっていますので、特に例大祭2日目の百物揃千人武者行列ある朝は、9時頃までには行っておきたいところです。
到着後は寺社に参拝したりカフェで休憩したりして、流鏑馬や千人武者行列が始まる1~2時間前から場所取りをするとすれば、待ち時間はさほど気にならないのではないでしょうか。
あるいは、初めから東照宮付近には行かず、JR・東武日光駅に近いエリアの駐車場を利用するという混雑回避策もあります。
少し離れた場所に駐車していれば、東照宮付近よりは帰りの渋滞に巻き込まれにくくなるので、おすすめです。
日光東照宮の例大祭の歴史
日光東照宮の例大祭は、主祭神・徳川家康公の命日(4月17日)にちなみ、新暦の5月17日と18日に行われています。
この5月に実施する例大祭が「春季大祭」と呼ばれる、メインの例大祭です。
秋より春の方が規模が大きい
10月の16日と17日に行われる「秋季大祭」は春季大祭に次ぐ格付けのもので、規模はやや縮小されます。
例大祭には、江戸幕府の征夷大将軍を世襲した徳川宗家(とくがわそうけ)の当主なども参列し、公開・非公開の様々な神事が古式に則って執り行われます。
50年に一度の「式年大祭」と呼ばれる特別な例大祭があった!
日光東照宮では50年に一度、「式年大祭」と呼ばれる特別な例大祭が行われます。
2015年が400年式年大祭の年に当たり、この年の式年大祭では、流鏑馬神事や百物揃千人武者行列の他に、お囃子や武道の奉納大会などの行事が行われました。
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