2024年（令和6年）奥日光地区の県営駐車場は有料化になった！

これまで奥日光エリアの県営駐車場は無料利用できたことを背景とし、行楽シーズンになると登山客や釣りを楽しむ観光客が早朝から終日、駐車した。

このため、紅葉を楽しむ観光客が駐車場を利用できずに、さらなる混雑を生み出す原因となっていた。

そこで栃木県および日光市は、普通車1回500円の利用料を義務付け、奥日光地区の県営駐車場の一部を有料化（11か所、既有料駐車場4か所の料金体系の見直しと無料駐車場7か所の有料化）し、駐車場の適正利用化を図った。

無論のこと、当該、華厳の滝駐車場もこれに含まれており、現在は有料になっているので注意が必要💘

出典：栃木県

※上図の③④が当該、華厳滝駐車場。華厳滝から徒歩15分圏内に位置する⑦⑧、①②の各駐車場についても以下にて掲載。

華厳の滝の公式駐車場

華厳の滝の公式駐車場は現在、第一駐車場と第二駐車場とがあり、いずれも華厳滝エレベーターまで徒歩約2分〜5分の距離。

ちなみに現在の華厳滝の公式駐車場は、いずれも外部委託形式になっており、実際の運営は以下、タイムズ２４が行なっている。

第一駐車場

第二駐車場（「満車」の表示が見えるだろぅか？）

華厳滝（エレベーター）の最寄り駐車場はドコ？

華厳滝エレベーターや、地上の無料展望台の最寄り駐車場は「第二駐車場」になる。

華厳滝エレベーターまで徒歩約２分。無料展望台までは徒歩約３分の距離。

華厳滝の地上展望台に近い駐車場はドコ？

華厳滝の地上展望台に近い駐車場も「第二駐車場」になる。

Googleマップなどで真上から当地の航空写真を見ると華厳滝自体は第一駐車場の方が近いのだが、展望台は第二駐車場近くに設置されていることが分かる。

地上展望台は滝の前に設置された展望台（無料）の崖上に位置する。エレベーター乗り場よりも中禅寺湖に近い場所に位置するので、必然的に中禅寺湖に近い第一駐車場が最寄りとなる。

第一、第二いずれかの駐車場に車を駐めたら、まずはエレベーターのある建物を目指して歩を進め、エレベーター建物手前の「華厳カフェ」で右方へ進むとスロープ付きの通路が視界に入る。

これが滝壺前の、やや斜向かいに設置された無料展望台になる。

もし、真正面から華厳滝を見たければ、華厳滝はエレベーターを利用することで滝壺の前に設置された展望台（観瀑台）まで行ける。

水飛沫が飛んできそうな距離でダイナミックな滝が流れ落ちる様を目に焼き付けることができることであろぅ。

華厳滝を見学するだけであれば誰しも無料！

なお、勘違いしている方も多いのだが、華厳滝 自体は誰しもが無料で見学できる。

双方の展望台も自動改札機のようなものは設置されておらず、入場することさえができれば無料で見学できる。

けれども、エレベーターに乗って降りた先に位置する展望台はエレベーターと通路でつながっており、エレベーターを利用しないと行くことができない。

そのエレベーター（華厳滝エレベーター）の利用は無料ではなく、チケットを買って利用できる有料制になるので、必然的に滝壺前の展望台も有料という結果に紐づく。
（「昇降券」とう名目でエレベーター利用券を今日も素敵に販売する）

華厳滝の駐車場は冬季（降雪期間）は閉鎖される可能性もある！

奥日光は、かつて冬季になると路面が凍りつき、積雪があったりと歩行が危険とされていたので、皆々、冬季になると下山して山を閉ざしたといわれるほど、厳冬地域となる。

冬季の奥日光は路面はもとより、中禅寺湖の湖面も朝方はよく凍りつく。また道路には終日、雪が降り積もり、車・人の通行が困難。

このような状況もあり、紅葉シーズンが終わりを迎えた12月〜3月まで駐車場も閉鎖されていることもあるので、事前に調べておくのが無難。
（この時期は奥日光の閑散期なので人出が極少。中禅寺湖周囲の店々は休業中が多く、中禅寺湖の観光船も運休期間となる）

華厳滝の専用駐車場はタイムズパークが運営する

華厳滝の駐車場は第一・第二いずれもコインパークで著名なタイムズ24が、今日も素敵に運営する。

県営華厳の滝第一（タイムズ24を参照）

料金

タイムズ24公式情報：華厳滝第一駐車場

場所と華厳滝までの距離/移動時間

徒歩：約1分

距離：約80メートル

華厳滝第一駐車場の様子

参考：「華厳滝の営業時間」

県営華厳の滝第二

料金

	普通車 （4:00〜翌4:00まで）	バス （4:00〜翌4:00まで）	バイク （4:00〜翌4:00まで）
最大料金 (繰り返し適用)	1回 500円	1回 2,000円	1回 200円
通常料金	ーーー	ーーー	ーーー
現金以外の お支払方法	クレジットカード、電子マネー、タイムズポイント、パーキングeチケット

設備

24時間入出庫可、事前予約可、収容台数10台以上、RV/1BOX車可、EV・PHV充電可、
タイムズポイント付与あり、ポイント交換機あり、定期あり、タイムズカーあり、バイク、サイクル

身障者対応のトイレが出入口ゲート付近にある。

タイムズ24公式情報：華厳滝第二駐車場

場所と華厳滝までの距離/移動時間

徒歩：約03分

距離：約200メートル

華厳滝第二駐車場の様子

【繁忙期に検討】華厳滝周辺の駐車場一覧

華厳滝周辺にも駐車場があるので、万が一、華厳滝公式駐車場が満車の時の参考にしていただきたい。

奥日光駐車場

場所と華厳滝までの距離/移動時間

徒歩：約2分

距離：約110メートル

県営立木第一駐車場

タイムズ24公式情報：県営立木第一駐車場

場所と華厳滝までの距離/移動時間

徒歩：約10分

距離：約750メートル

栃木県営湖畔第1駐車場

タイムズ24公式情報：県営湖畔第一駐車場

場所と華厳滝までの距離/移動時間

 

徒歩：約16分

距離：約1.1キロメートル

栃木県営湖畔第2駐車場

タイムズ24公式情報：県営湖畔第二駐車場

場所と華厳滝までの距離/移動時間

徒歩：約11分

距離：約750メートル

華厳滝の駐車場の混雑具合

空いている駐車場はどっち？

いろは坂から降りてきた観光客が運転する車両が真っ先に入るのが第一駐車場。

だから必然的に第一駐車場は入るのに待ち列ができたり、入庫するまでに時間がかかる。

⬆️華厳滝第二駐車場へ入るための入庫待ち列

然るに第二駐車場の方が空いていることになるわけだが‥、第二駐車場は駐車収容台数が第一の約半分なので、すぐに満車になりやすい。

だから、助手席の相棒に頼んで、末尾に掲載する奥日光の渋滞情報や、タイムズ24へ電話するなどして空き台数を事前に把握しておくと良い。

⬆️華厳滝第二駐車場のバス&一般車ともに満車表示

上掲写真は日光の紅葉シーズン真っ只中の11月2日の16時頃に撮影した第二駐車場の出入口の様子。

16時頃という華厳滝エレベーターの閉店間際の時間帯にも関わらず、駐車場の利用客が後を経たない。

そして注目すべきはバスと一般車両ともに「満車」の表示。

然るに日光の紅葉シーズン（10月中頃〜11月中頃）の間は平日/土日祝問わず、連日のように終日、上掲写真のような混雑具合になっていることを意味する。

言い換えれば、日光の紅葉シーズンは「空いている時間帯が無い」ともいえる。

ちなみに奥日光の紅葉は10月中頃にピークを迎えるので、11月2日だと奥日光における綺麗な紅葉が見られる時期は終わりを迎えていることになる。

にも関わらずこれだけ混雑しているということは、世界遺産・二社一寺（東照宮・輪王寺・二荒山神社）が位置する、日光市街から来遊してくる観光客が、いかに多いのかを物語る。

⬆️第一・第二駐車場ともに駐車場の混雑を想定して駐車場専用の車線を設ける。

入庫待ちの車が増えると、エレベーターは空いている！

入庫待ちの車両が多いと、それだけでエレベーター待ちの来客は多いと思いがちだが、それは逆。

実は駐車場に入庫待ちの車が増えると、意外にもエレベーターは空いている。

この理由は、単純に車から降りてくる来客が少ないため。

留意すべきは大型バス。大型バスは団体客が来るので、エレベーターが一気に満員になり、たちまち待ち列が発生する。

この大型バスが来やすい時間帯が午前9時30分〜午後15時までの間。正午のランチタイムでも関係なくやってくる。

9月頃、小学生や中学生などの修学旅行生を乗せた大型バスが多い！

修学旅行生は主に朝8時30分〜10時頃に大型観光バスで到着するので、この時間帯、大型バスは入庫待ちで車列に並ぶケースもある。

然るに９月の修学旅行シーズンの朝8時30分〜10時頃は混雑している可能性が高いということになる。

リアルタイムで知る！日光の渋滞情報

⬆️華厳滝駐車場内に掲出される日光渋滞情報サイト（日光地域交通対策検討会）の案内板

上掲写真に掲出される看板の「QRコード」はスマホで読み取れるので、ぜひ、読み取らせてく活用していただきとぅぁい💋

その他の日光の渋滞状況提供サイトなど

ライブカメラ

日光渋滞交通情報

日光渋滞情報（X/旧Twitter）

華厳滝のINFO

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