華厳の滝の歴史（年表） | 日光東照宮-御朱印

華厳滝の歴史（年表）

年	できごと
15000年ほど前	男体山の噴火で流出した溶岩が川を堰き止めて中禅寺湖が成立する。中禅寺湖は水面が標高1269メートルに位置する日本一高い場所にある湖といわれる。
1900年（明治33年）	7年もの歳月を要し、滝壺前に展望台が完成する。この頃、星野五郎平（ほしのごろべい）が滝壺付近に茶屋を開いた。どうやらこの当時、岩壁を登って白雲滝の観瀑台へ行ける道なども存在したらしい。
1903年（明治36年）5月22日	第一高等学校（旧制）の藤村操がこの滝の付近にあるミズナラの木を削り、「巌頭之感（がんとうのかん）」と題する遺書を彫り込んで投身自殺を図った。
1930年（昭和5年）	滝壺近くの展望台へ通じるエレベーターが開通。
1931年（昭和6年）	「華厳瀑および中宮祠湖（中禅寺湖）湖畔」として、国の名勝に指定される。
1931年（昭和6年）	日本の大正・昭和期の浮世絵師、近代風景版画の第一人者あった川瀬巴水（かわせはすい/1883〜1957年）が、昭和6年（1931年）に「日光華厳の滝」題した版画を発表。
1950年代以前	渓谷上流域の遊歩道は、ハイキングコースとして用いられていたが、現在は渓谷内にある馬道発電所の管理用通路として使用され、立ち入りには馬道発電所の許可が必要となる。
1968年（昭和43年）	初代エレベーターが役目を終え引退し、二代目となる組長‥ではなく、エレベーターが竣功す。
1990年（平成2年）から 2007年（平成19年）	3期に分けた斜面崩壊対策事業が行われた。
2007年（平成19年）	「華厳の滝」として、日本の地質百選に選定される。二代目のエレベーターが役目を終え引退。3代目となる若頭‥ではなく、エレベーターが竣功す。
2024年（令和六年）	連日の雨天により、9月3日より落水量が毎秒0.3トンから2.0トンに増加。

華厳の滝は世界遺産？

1999年（平成11年）の12月２日、モロッコのマラケッシュで開催された第23回世界遺産委員会にて、「日光の社寺」が世界遺産登録を受ける。

日光が世界遺産に登録されている範囲は、日光山内の自然や「日光の社寺」に限定される。

以下、とちぎ旅ネットを素敵に参照したもの💋

■登録遺産の範囲

二社一寺（日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社）及びこれらの建造物群をとりまく遺跡（文化的景観）

※国宝９棟、重要文化財94棟の計103棟の建造物群を素敵に含む。

■世界遺産の登録名称

「日光の社寺」（Shrines and Temples of Nikko）

■世界遺産登録所在地

栃木県日光市

江戸時代には浮世絵として描かれた

「日光華厳滝」
作：川瀬巴水(かわせはすい/明治16年（1883）～昭和32年（1957）)

「華厳の滝」/作：笠松紫浪

「日光名勝十二景華厳滝」/作：長谷川竹葉(歌川一門)

「日光山名所之内・華厳之瀧」/錦絵　作：渓斎英泉(けいさいえいせん/1615年-1868年)

華厳滝はいつ頃成立した？華厳滝のでき方とは？

中禅寺湖は今から15000年前、男体山から噴出した溶岩が川を堰き止めて成立した堰止湖（せきとめこ）だといわれ、華厳の滝周辺の地質は非常に脆いといわれる。

そのためか、華厳滝は岩や地面を削りながら、徐徐に中禅寺湖方向へ近づいているらしく、有識者の間では2000年経つと、中禅寺湖と結合してしまうといわれてい‥申す。

1986年に華厳滝の景観が大きく変わった？！

1986年のこと、突如、華厳滝の落ち口の岩が、ごっそり崩落し、落ち口周辺の景観が変わった。

華厳滝を囲む大岩壁は上部から安山岩、集塊岩、石英斑岩とで形成される。

考えてみれば滝には15000年前に成立以後も絶え間なく水が流下し、常に水に浸されていることになる。

はたまた、前述したように華厳滝周辺の地層は非常に脆いことも作用して、このような事態になったことが想定される。

川は長い年月を経ると流路が変わってしまう‥という実態もあるよう、水の力が悠久とも呼べる年月を経て、大きな岩を削り取った‥とも素敵に言えるのである。

‥ということは現在進行形で華厳滝の岩は水の力によって削られていることになるので、この先、数年すれば再び同様の事態が起こりうる可能性も多いにあり得る。

華厳滝が何年後かに中禅寺湖とくっ付いて無くなる？

実は華厳滝は岩を削って徐徐に後退しているらしく、約２０００年後には中禅寺湖とくっ付いて消滅してしまうことが有識者の見解で報告されてい‥申す。はっ

華厳滝のお土産や華厳滝の観覧の様子

‥‥については下記ページを素敵に参照💋💋

華厳滝のINFO

参考

華厳滝エレベーター営業所（株式会社丸沼）

日光観光協会（公式）

華厳の滝周辺の観光情報

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