日光東照宮「千人枡形」の意味とは?場所はドコや

スポンサードリンク

我々が東照宮へ参入する際に歩みを進める参道は、俗に「表参道(おもてさんどう)」と通称され、参道脇には輪王寺黒門三仏堂(本堂)大護摩堂などの輪王寺境内が隣接するほか、正面には東照宮の正面玄関となる石鳥居が屹立する。

この表参道は広幅員の直線状に延び、石鳥居に到るまでの緩やかな坂道になっており、来山する数多の人々を、まるで東照宮へ吸い込むかのように誘う。

東照宮で分断される表参道

表参道は石鳥居を境にして三条の道筋に分断される形で境内へと延びる。

石鳥居を潜り抜ける中央筋は緩やかな石段を置き、石鳥居を潜り抜けない左右の筋には玉石(栗石)を敷き詰めた斜道になる。

石鳥居で幅員が縮小する

実は表参道は石鳥居を境に幅員が狭まっているのだが、逆に神橋から続く急坂をあがった先の表参道出入口部分の道幅は、もっとも広いとされる。

言い方を変えると、表参道は東照宮境内入口となる石鳥居へ向けて狭まっていく形状をしていることになる。

しかし、石鳥居をくぐった先は広場になっている!なぜ!?

石鳥居を素敵にくぐり抜けた我々の目に映り込んでくる光景は、驚くことに広大な広場であり、この広場からは正面石段上に表門、右脇の高台には御仮殿、左脇に五重塔と、まるでドコに行こうか目移りするあまり、立ち止まって狼狽する人々を嘲笑ぅかのような空間が創られてい‥申す。あひゃ

実はこの広場こそが、「千人枡形(せんにんますがた)」と呼ばれるものであり、その意味は「千人を収容できる方形の広場」とされる。

⬆️食パン3枚バターベタ塗りとコーンスープ2杯を飲んで二度寝した寝起きの胃のムカつき具合ほど噂の‥‥「千人枡形」

千人枡形のような広場がなぜ作られたのか?

「枡形(ますがた)」とは本来、城郭に用いられる防御力を最大限に高めるための築城方法の一つであり、その由来は酒を注ぐ包‥の方ではなく、方形!!の「一升枡」から来ているとされる。ふぅ

⬆️お台場と神戸のダブルアイランドのプチ似 具合ほど噂の‥「千人枡形」

ただ、東照宮を見るかぎり城郭の枡形のようなものは皆無といえるも、石鳥居を境にして表参道がクビれている実態を見て枡形と呼んだとも考えられないこともなぅい。

然るに今となっては判然とはしないのが事実にはなるのだが、何かしらの有事の際、外敵から東照宮および、逃げ込んだ自分たちを護るために設けられたとも考えられないこともない。

ただ一つだけ言えるのが、東照宮境内の石垣に見られるように、おびただしい数の巨石を巧みに積み上げ、頑強かつ美観を意識した石垣はまさに城郭建築に見られる技術そのものであり、例えば江戸城や名古屋城建造などで培われた石垣築造技術が惜しみなく発揮されていると、パっぴょり素敵にいえる。

照降石

実は石鳥居の前には「照降石(てりふりいし)」と呼ばれる未来の天候が占える奇石がある。

照降石については下記ページを要チェック💘

関連記事一覧

スポンサードリンク -Sponsored Link-


当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。