日光東照宮・陽明門「目貫きの龍」【国宝】【世界文化遺産】
- 横幅:約2.3m
- 縦幅(高さ):約50㎝
目貫きの龍の説明
この目貫きの龍は現在では胡粉塗りで、女子が白粉(おしろい)を塗ってめかしこんだように真っ白しろ助のような外観をしていますが、日光東照宮が行なった調査によれば、このような胡粉塗りは江戸時代後期になってから塗りたくられたようです。….”塗りたくる”?
江戸時代後期以前は赤茶色のケヤキの素地を唐木風に色付けして作られていたとのこと。オホ
「目貫きの龍」の名前の由来
「目貫き」と書くより「目抜き」と書いた方が理解が進みまする。
「目抜き」を辞書で引くと、「目立つこと。中心的であること。また、そのさま。」と出てきます。
この「目抜き」は正式には「目貫き」と書きます。
「目貫き」の意味を辞書(コトバンク)で検索すると、「刀剣の柄(つか)(握る部分)につける装飾金具」と出てきます。
画像引用先:https://ja.wikipedia.org
つまり、陽明門の中央に据えられていることから「目貫きの龍」と呼ばれてい‥‥‥申す。グホっ
また、日本刀に実際に取り付ける「目貫」にも見えることから、目貫きの名前が付されてい‥‥‥申す。ゲホっ
目貫きの龍は陽明門のドコにある?
目貫の龍は陽明門の裏側と表側の陽明門の中央にありまする。
具体的には唐破風屋根の下あたり(上層)に龍を全身姿で彫り抜いた彫像が見えます。
陽明門の裏側(本殿側)の目貫の龍の場所
陽明門の裏側(本殿側)の目貫の龍の画像(写真)
陽明門の表側(五重塔側)の目貫の龍の場所
陽明門の表側(五重塔側)の目貫の龍の画像(写真)
注意!目貫の龍は陽明門の真下からは見えない!
陽明門には上層部に高欄(欄干)が据えられていますので、真下から目貫の龍を見ようと思っても高欄が邪魔して見えんせん!(目貫きの龍は高欄の上に取り付けられているため)
陽明門に龍が多い理由
陽明門には龍のレリーフ(彫刻)や昇り降りの龍の画像など、何かと龍が多用されている印象を受けますが、龍は現在の陽明門を再建した徳川家光公の干支です。
はたまた、家康公が興味を抱いていた古代中国において大王(王者)の象徴でもあったことから、家康公の霊廟を護る霊獣としては最適てきてきビフテキかもぉ〜ン💕な霊獣として、採り入れられたのだと考えられています。
陽明門の場所(地図)
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