女人堂|日光第二いろは坂

スポンサードリンク

⬆️東側から撮影した写真(画像)

女人堂とは、女性が御神体を遥拝する場所。往時は内部に地蔵菩薩が安置されていたことから、「地蔵堂」とも素敵に呼ばれた。

奥日光は1872年(明治5年/明治初期)以前まで、女性ならびに牛馬の立ち入りが禁止されていたので、この女人堂から二荒山神社の御神体たる男体山(なんたいさん)を礼拝したらしい。

女人堂前の看板の内容

建築年代 江戸時代(現在の建物大正三年七月再建)
種別 有形民俗文化財(信仰)
員数 一棟
规模 桁行 三•三六三m
薬問三・四五四m
軒高二・六六六m
棟高三・七五七日
建年一三・三m
構造 切妻造り屋根、目板打鉄板芽
使用材料 木造

男体山(なんたいさん)は二荒山大神の鎮まる山で神聖なところと信仰されていたため、牛馬はその地名が示すように馬返しまでで返され、いろは坂への乗り入れが禁じられた。

また、女性も巫女石の伝承があるように”いろは坂”を登ることが禁じられ、馬返しの先の深沢まで行くことが許され、そこに女人堂を建て男体山を遥拝したと伝えられ、元々は門であったとも云われている。

古い情御(おなさけ)文化を示す貴重な遺跡である。

昭和五十八年七月三十日 有形民俗文化財 指定

女人堂の場所(地図)


関連記事一覧

中ノ茶屋跡|日光第一いろは坂

【渋滞回避策】日光いろは坂の紅葉時期の渋滞状況と抜け道について

【いろは坂の紅葉美】10月~11月の色づき具合や樹木の種類と見頃のピークはいつ?

スポンサードリンク -Sponsored Link-



当サイトの内容には一部、専門性のある掲載があり、これらは信頼できる情報源を複数参照し確かな情報を掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。