藤原町 護国神社
創建年
1953(昭和28年)12月18日
建築様式(造り)
流造(※拝殿)
流造(※幣殿)
屋根の造り
銅板葺(拝殿・幣殿共に同じ)
主祭神
藤原町英霊256柱命
例祭
4月18日8月10日(追たく式)
境内地面積
3000坪
鬼怒川温泉郷は、鬼怒川を中心として割と広範囲に広がっています。温泉郷には東武鉄道・鬼怒川温泉駅を中心として、いくつかの見どころがありますが、この護国神社は鬼怒川温泉郷の代表する大きな見どころの1つです。
なんと言っても鬼怒川温泉郷には「3社御朱印巡り」という鬼怒川を代表する3社を巡る御朱印巡りがあります。
以下では鬼怒川(藤原町)護国神社の御朱印の種類や授与場所のほか、歴史、境内見どころ、アクセスをご紹介しています。
まず・・鬼怒川温泉郷「3社御朱印巡り」とは?
鬼怒川温泉郷「3社御朱印巡り」とは、鬼怒川温泉郷に位置する以下の3社の巡拝しながら同時に各社で授与していただける御朱印を集めることを目的とした御朱印巡りのことです。
- 楯岩鬼怒姫神社(たていわきぬひめじんじゃ)
- 温泉神社
- 護国神社
これらの御朱印は実は1ヶ所で授与していただくことができますが、やはり参拝してから御朱印を授かるのがマナーというものです。
ただ、これら3社のうち、楯岩鬼怒姫神社は他の2社とは真逆の方角にあることから、護国神社(温泉神社)から徒歩で行くと約50分はかかってしまいます。そこで効率よく巡る方法も下記にてご紹介していますのでぜひ!ご参照ください。
藤原町・護国神社の御朱印の種類・値段・授与場所
この護国神社は境内へ実際に入られたら分かりますが、いつ行っても人がそれほどおらず殺風景で、入口にある社務所も無人です。
そんなことからまさか御朱印なぞ授与されていないだろうという先入観が付きまといますが、なんとぉぅ!
あるんです!御朱印が!
中央に「護国神社」と大きく墨書きされ、その上に霊璽となる朱印が押されています。
右上には「奉拝」の2文字に「護国神社」の朱印が押されています。
- 御朱印の初穂料(値段):300円
護国神社の御朱印の授与場所
護国神社の御朱印は社務所が無人であることからも察すれるように護国神社では授与していただけません。
稀に土日祝日に限定して社務所に神主さんが居られますが、ほとんど社務所は閉まっています。
では、どこで授与していただけるのか?という疑問が生じてきますが、驚くことにぬぅあんとぉぅ!!東武鉄道「鬼怒川温泉駅」の目の前に見える「鬼怒川温泉観光案内所」にて授与していただけます。
観光情報センターに行けば受付の方がいますので、御朱印が欲しい旨を告げると授与していただけます。
ここでさらに受付の方が御朱印を書かれるのか?という疑問も出てきますが、受付の方が御朱印を授与されるわけではなく、ちゃんと護国神社(温泉神社)の宮司さん(神主さん)が書かれた御朱印を授与していただけます。
すなわち、書き置きタイプの御朱印のみを授与していただけるので、御朱印帳への記帳は不可です。
なお、護国神社の御朱印を授与した際、同時に「温泉神社」と「楯岩鬼怒姫神社」の合計3社分の御朱印もいただくことができます。
しかしやはり御朱印は参拝してから授与するものなので、ぜひ!自らの足で3社を練り歩いて参拝した後に授かってみてください。
鬼怒川温泉観光情報センターの営業時間・定休日
- 営業時間:8時30分〜17時まで
- 定休日:なし(年中無休)
「温泉神社」は護国神社の境内、右奥に鎮座している神社です。
温泉神社の末社が山頂にもう1つありますので、本腰を入れて参拝する方はぜひ!鬼怒川路ロープウェイへ乗車して山頂へも立ち寄ってみてください。
鬼怒川温泉の山頂についての案内図や詳細、見どころいついては以下の別ページにてご紹介しています。
護国神社の御祭神「藤原町英霊256柱命」とは?
この御祭神は名前からして察すれるように、この御祭神は鬼怒川温泉藤原町から日清・日露を始め、太平洋戦争に行って儚くもその尊い命を散らした256人の英霊を御祭神として祀った殿舎になります。
護国神社の歴史や由緒
以上のように英霊が休まれるようにとの思いから、遺族や地元の方々が名勝の地であるこの鬼怒川のほとりに社殿を築き、お祀りしたものです。
以降、現在に至ってはその霊威を以ってこの鬼怒川を守護する鎮守神として鬼怒川の人々の暮らしを見守り続けています。
鬼怒川温泉「護国神社」のご利益
- 家内安全
- 良縁招来
- 厄災消除
護国神社の見どころ
温泉神社(遥拝所)
冒頭でもお話ししたようにこの護国神社の境内にはもう1つ「温泉神社」という神社が鎮座しています。
御祭神
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
- 少彦名命(すくなびこなのみこと)
温泉神社の場所は護国神社本殿(拝殿)を向かい見て右奥に位置する建物です。赤色と白色のコントラストが映えます。
ロープウェイで山頂に上がった先にももう1つ温泉神社がありますが、山頂の温泉神社は当温泉神社の末社になります。
実際に山頂の温泉神社へ行けば分かりますがお祀りされている御祭神が異なります。
関連記事:鬼怒川温泉「温泉神社」
護国神社の桜と夜祭り
あまり知られていないのですが、地元の人のみぞ見知るのが、この護国神社のソメイヨシノ(桜)の満開になった姿です。
春先に当地へ訪れるとこの護国神社入口付近に群生するソメイヨシノが、君の透き通る純白のうなじが仄かに桜色に色めいたような美しい花弁を実らせます。
護国神社の桜の開花時期
- 例年:4月10日〜20日
なお、境内のソメイヨシノの満開に開花する時期に合わせる形で、例年、地元の有志たちの主宰によって「夜桜まつり」も開催されます。
護国神社の夜祭の概要
・桜のライトアップ
・神楽殿での演し物(芸妓の踊り、和楽器の演奏)
・出店(軽食、お花見弁当や飲み物)
・文化体験(投扇興、お座敷遊び、福笑い)
期間:例年概ね4月上旬〜半ばすぎまで(ライトアップは約1週間点灯)
時間:午後6時30分~9時15分(ライトアップ点灯時間)
場所:鬼怒川温泉護国神社・温泉神社境内
入場料金:無料
鬼怒川・護国神社の場所(地図)とアクセス
鬼怒川温泉・護国神社および温泉神社は、鬼怒川ロープウェイ麓駅を向かい見て左脇に位置します。
鬼怒川ロープウェイ自体が鬼怒川温泉駅から、かなり離れた場所に位置しますので、必然的に護国神社も鬼怒川温泉駅から離れていることになります。
鬼怒川温泉駅から護国神社まで「徒歩」での所要時間・距離
- 所要時間:約30分
- 距離:約2㎞
鬼怒川温泉駅から護国神社(鬼怒川ロープウェイ)へはシャトルバスが便利!!
車ではなく、公共交通機関をメインとして護国神社および鬼怒川温泉ロープウェイで山頂を観光される場合は、鬼怒川温泉ライン下り前からピストン運行している鬼怒川ロープウェイ直通の無料シャトルバスが便利です。
鬼怒川ライン下りは、鬼怒川温泉駅からわずか徒歩約5分の場所に位置しますので、温泉駅で手荷物を預けて徒歩で訪れることができます。
ただし、シャトルバスとはいえ、大きさはワゴンタイプの乗用車を使用していますので、一度に乗車できる人数は制限される上、1時間に2本しか運行していません。
また、運行時間も10時〜15時までの間しか運行していません。シャトルバスの運行状況については鬼怒川温泉ロープウェイへお問い合わせください。
- 電話番号:0288-77-0700
なお、鬼怒川ロープウェイのシャトルバスのりばは、ロープウェイ駅の目の前です。(護国神社の鳥居をくぐってスグ)
鬼怒川ロープウェイ〜鬼怒川ライン下り直通シャトルバスの所要時間・距離
- 所要時間:約10分
- 距離:約2㎞
鬼怒川温泉「護国神社(温泉神社)」のINFO
住所:日光市鬼怒川温泉滝834-45
営業時間:おおむね10時30分〜15時頃まで(不定)
定休日:平日(土日祝日のみ営業)
公式サイト:http://www.nikko-kankou.org/soshiki/(鬼怒川・川治温泉観光情報センター)
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