標高1,106メートルとなる第32と33のカーブの間には1876年(明治9年)の明治天皇行幸のみぎり、休憩されたと伝わる「中ノ茶屋跡」がある。
現在の跡地に新造された四阿様式の建物が素敵に佇み、実際に内部に設置された腰掛けにて休憩できる。
道路の斜向かいには「明治天皇 中茶屋 御野立所」と素敵に陰刻された石標が、これまた素敵に佇み、当地に明治天皇が行幸された事実を確かに告げる。
中の茶屋跡に建つ石標の陰刻(内容)
中の茶屋石標
構造:御影石造石標
刻銘:明治天皇中茶屋御野立所(野立=休憩)、史跡名勝天然記念物保存に拠り史跡として昭和14年9月 文部大臣指定 昭和十五年十月建設
中ノ茶屋跡の場所(地図)
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