「昌源杉(しょうげんすぎ)💘日光山内💘」
樹齢:500年以上
北野神社から7分くらい滝尾道を歩いて進むと杉が林立する杉林が出現する。
この杉林は人工的に植栽されたものが起源。現在では日本を代表する景勝地である日光を語る上では除外できない存在である。
無論、この杉林も「日光の社寺」としての世界文化遺産に含まれる資産であることは言うまでもない。
歴史
1476年(文明8年) 「昌源」が日光山満願寺(まんがんじ/輪王寺の前身となる寺院)の第44世の別当(座主)に就任し、その折、記念にと日光山内に杉や松の樹を数万本、植樹する。
この後、これらの松や杉は生長を遂げ、現在では植樹した昌源の名前を由来として「昌源杉」と呼ばれている。
別名「飯飯杉(いいもりすぎ)」
昌源杉の中でもひときわ飛び抜けて樹高の高い杉があり、この樹は古くから「飯飯杉」と呼ばれて親しまれていた。
「飯飯」の名前の由来は葉がよく生い茂り、その様はまるで飯を椀に盛り付けたような形をしていたことから、いつしかこの名前が付された。
しかし、残念なことに昭和38年の突風で倒木してしてしまった。
昌源杉の場所
日光史跡探勝路(滝尾神社コース)の途上となる北野神社一帯に生い茂る杉林が昌源杉と呼ばれまする。
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