白糸の滝|滝尾神社境内

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「白糸の滝」の名前の由来とは?

なんでも流下する滝水の様子が白糸や絹糸を垂らしたように見えることが由来になっているらしい。

なお、このような白糸の滝という名前の滝は全国各地に見られることから、滝の分類種の一種として位置付けることができる。

ちなみに白糸の滝には下記内容のような滝の由来が記された説明板が、シレっと素敵に立つ。

🐣看板の内容

天狗沢にかかる名瀑、高さ約10メートル、弘法大師修行の場と伝えられる。
文明18年(1486年)京都聖護院の道興准后が日光を訪れ、その時の紀行文「廻国雑記」に左の和歌が詠まれている。

世々を経て 結ぶ契りの 末なれや この滝壺の たきの白糸




🐣「天狗沢」の由来とは?

「天狗沢」の名称の由来や成立時期については判然としないらしいが、古くから当地に根付き、定着している模様💘

全国各地にも同様の名称が見られることから、当地だけに見られる名称ではないが、ほとんどの類例が山岳地帯に見られることから、山岳信仰の影響で付された名称のようにも思える。

⬆️アニメ「5→9~私に恋したお坊さん」‥に心トキめかせる女子のトキメキ具合&超絶憧れ願望ほど噂の‥「天狗の沢」

例えば、長崎県大村市重井田町に残る天狗伝承によると、天狗が飛び立つ際に足に傷を負い、沢で足を洗ったことが由来となり、後世、「天狗沢」と呼ばれたと云う。

🐣高さ約10メートルもないやろ?

‥‥とこの滝を見て言いたくはなるが、これねぇ、近づいてみると、あぁ、合計で10メートルはあるなぁ‥というのが、なんとなく分かる。

⬆️分かる?緩やかな渓流状にあるので分かりづらいが滝上から滝下まで10メートルはありそぅな雰囲気💋

道興

道興(どうこう)は藤原北家嫡流筋の近衛房嗣(関白)の貴種としてこの世に生を得る。(兄弟には近衛教基、近衛政家、近衛政深、近衛増運、近衛政弁らがいる)

寛正六年(1465年)12月07日に「准三宮(准后/じゅごう)」宣下を受けた後、道興准后(どうこう じゅごう)を号す。

ピヨ🐣「准后」とは?

日本の朝廷において、太皇太后・皇太后・皇后の三后(三宮)に准じた待遇を付与された者、またはその待遇・称号を言う。

道興は文明18年(年)6月に聖護院末寺の確認を目的に京都を出立し、若狭国から越前国、加賀国、能登国、越中国、越後国の北国を経て、下総国、上総国、安房国、相模国の関東を巡覧し、翌年5月には武蔵国から甲斐国へ入部し、その後は奥州まで足を延ばす。

帰京後、紀行文として「廻国雑記」を綴った。




大正天皇もこの滝を見た?

‥‥ようなことを匂わせる記念碑が滝の片隅に見られた。

「大正五年 九月七日 大正天皇 御観瀑 白糸の滝」

‥‥と陰刻される。

滝尾神社の場所(地図)

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