日光東照宮内は全くバリアフリー化されておらず、階段の横にスロープや車椅子が通れる迂回路がないので車椅子での散策はかなり大変です。
階段の手すりは両側、もしくは真ん中にあります。
しかし、木製の手スリであったり石階段など場所によっては手スリもありません。
もちろん、一緒にいく方が助けて散策することができるならいいのですが、坂道、階段の多い東照宮内は難しいでしょう。
しかし、ご安心ください。
日光には、そんな車椅子の方のために少しでも支えになれればとバリアフリーに関して協力してくださるボランティア団体があります。
対象は以下の方々に限定されています。
- 日光市在住の方
- 県外から小学校の修学旅行等で訪れる場合
県外から日光を訪れる場合、中学生~成人までの対応はありませんのでご注意ください。
日光東照宮の車椅子支援・ボランティア団体のINFO
ボランティア福祉推進センター
公式サイト:https://www.city.nikko.lg.jp/shakaihukusi/guide/fukushi/shakaifukushi/index.html
とても慣れている方たちなので、階段の上り下りも工夫して助けてくださいます。
現状、上記でご案内致しましたとおり、ボランティア対象となる方が日光市民の方、あるいは小学生の児童と限られています。
県外からの中学生以上の方はぜひ、ご親族、ご友人などと協力し合い、親しく会話を楽しみながら世界遺産を巡ってくださいね♥
日光東照宮での隠れた注意点
車椅子の方や障害をお持ちの方は、建物などを手でつかんで身体を支えたりすることもあると思います。
しかし、日光東照宮は世界遺産に登録されているため、建物などに勝手に手を触れることは難しいのが現状です。
これは世界遺産の規定で定められているそうです。
話は少しそれますが、日本の神社やお寺の中では現在、清水寺なども世界遺産に登録されています。
しかし、清水寺は「バリアフリー化」されていますので、車椅子の方がお一人で参拝に来られても参拝できるようになっています。
近い未来での一日も早い日光東照宮のバリアフリー化に期待したいですね。
日光東照宮にペットを連れて一緒に入場はできる?
神社やお寺によっては、ペットの入場ができない場所も多くあります。
しかし、日光東照宮はペットの入場が可能です。
そして、ペットの入場料は「無料」です。
ただし、神聖な場所なのでマナーはきちんと守りましょう。
入口のチケット(拝観券)売り場でペットを連れていることを伝えると「ペットが入れる場所が印された地図」を渡してくれます。
ペットを連れて社殿の中へ入りたいけど・・可能?
日光東照宮は、ペットを連れての入場が可能ですが、基本的には社殿の中にはペットは入れないので、ご家族やご友人と交代で中に入るといいでしょう。
歩かせるのもいいのですが、混雑している時は抱っこするように言われるそうです。
尚、ケージ(かご)に入れての入場に関しては受付でご相談ください。
基本的には頭がスッポリと収まり、扉を閉めることができれば入場は可能なハズです。
日光東照宮境内での「ペットカート」の利用について
混雑している時などにちょうど良いのが、市販されているの物でペット用のベビーカーのようなものがあります。
いわゆる「ペットカート」と言われるものです。
しかし、日光東照宮境内は砂利道や玉砂利が敷かれていたり、雨が降れば泥道になるような道悪な場所も多く、さらに階段も多数ありますのでペットカートでの移動はかなり大変かもしれません。
混雑が予想される場合、別の方法を考える必要があるかもしれませんね。
関連記事一覧
スポンサードリンク -Sponsored Link-
当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。