日光東照宮・神楽殿【重要文化財】

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日光東照宮・神楽殿【重要文化財】

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創建年

  • 不明
  • 1615年(元和元年)から1660年(万治3年)
  • ※推定:1635年(寛永12年)
建築様式(造り)

  • 入母屋造
  • 一重
大きさ

  • 桁行三間(奥行:約6m)
  • 梁間三間(横幅:約6m)
屋根の造り

  • 銅瓦葺
重要文化財登録指定年月日

  • 1908年(明治41年)8月1日

日光東照宮・神楽殿の読み方

日光東照宮の境内には難しい漢字の表記の社殿がありますが、神楽殿は「かぐらでん」と読みます。

日光東照宮・神楽殿の役割

日光東照宮の神楽殿は「神楽(かぐら)」と呼称される「踊り」を奉奏(ほうそう=奉納)する場所です。

日光東照宮の神楽殿で奉奏される御神楽の種類

八乙女神楽

「八乙女神楽」とは、「やおとめかぐら」と読み、これは何も日光東照宮特有の神楽ではなく、古来から伝承される神楽を舞う際の決まりのようなものでもあります。
詳しくは、神楽を舞うのは「八乙女(やおとめ)」と呼ばれる8人巫女で、江戸時代は二荒山神社の8人の巫女が、それぞれ世襲制で務め、これが八乙女の呼称の由来になります。

上述したように、この当時の東照宮の巫女たちは、もともとお隣の日光二荒山神社に仕える巫女たちでしたが、日光東照宮が創建した後に東照宮へ移籍して、約3年間分の米の量を1年で調達できるほどの身分と土地を与えられていたと伝えられています。

尚、現在では、この世襲制は無くなり、8人で舞うと言う決まりも無くなっています。

ところで・・神楽とは?

神楽の語源は、神のいる所という意味の「神座(かむくら・しんざ)」だと云われています。
神座とは、巫女を媒介として神様の神霊に降臨していただき、巫女が「神がかりの状態(神様の魂が巫女にお宿りした状態)」になり、神様のお告げや警告を告げると言った神聖な場所になります。

%e3%81%8a%e7%a5%9e%e6%a5%bd神様に降臨を願う時に、巫女は舞(御神楽)を舞うことで神様と通信を行い、この舞こそが神楽のことです。
尚、この御神楽にはいくつかの種類や系統が存在し二荒山神社や東照宮で奉奏される「八乙女神楽」もそのうちの1つになります。

日光東照宮・神楽殿の建築様式(造り)と内部の構造


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日光東照宮・神楽殿の内部は2部屋あり、正面が舞台になっており、舞台後方は「装束の間」と呼称される、御神楽を舞う際の「着衣の着崩れなどの手直しをしたりする場所」になります。

この内部の舞台は御祭神に奉奏するための舞(神楽)であるので、本殿の方角を向いています。

神楽を披露することをしばしば「神楽を奉奏する・奉納する」と言った言い方をするのも、神様へのお供え物の1つとして捉えられるためです。

また殿舎の正面入口を含めて四方から神楽を舞う姿が一般の参拝客にも見えるように、上部へ開く網目状の「蔀戸(しとみど)」になっています。

%e7%a5%9e%e6%a5%bd%e6%ae%bf%e3%83%bb%e8%94%80%e6%88%b8殿舎の「妻(つま)」の内部には「花」や「獅子」の彫刻が施されています。

また柱の頭上に位置する組物(くみもの=パーツ)である二手先などの「出組(でぐみ)」は色彩豊かで眩いばかりに目を惹きます。

蟇股(かえるまた)」やその下の「貫(ぬき)」や「粱(りょう)」と言った部分は青を基調とした色彩となっており、東照宮全体の彩色と寸分違えることなく、まさに豪華絢爛と言う言葉が見事に当てハマる造りになっています。

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尚、神楽殿は普段は閉ざされており内部を見学することは叶いませんが、御神楽が奉奏される例大祭の時などには正面入口を除いた三辺の蔀戸が一斉に開放されます。

日光東照宮・神楽殿の場所

日光東照宮・神楽殿は、陽明門の内側の右端、神輿舎と対峙する形で建っています。
この神楽殿は「眠り猫」の入口の手前に位置するため通り過ぎる方がほとんどですが、日光東照宮の見どころの1つとして捉え、是非!ジックリと見学なさってください。

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