日光山・輪王寺「相輪塔/相輪橖 (そうりんとう)」

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日光山・輪王寺「相輪塔/相輪橖(そうりんとう)」【重要文化財】

日光山・輪王寺「相輪塔(そうりんとう)」

創建年

  • 1643年(寛永20年)
塔高

  • 13.2m(礎石からの全長:17.5m)
材質

  • 青銅製
重要文化財指定年月日

  • 1917年(大正6年)8月13日
作者

  • 南光坊天海(なんこうぼうてんかい)

日光山・輪王寺「相輪塔」の読み方

日光山・輪王寺には、難しい漢字の表記のお堂や仏像が安置されておりますが、「相輪塔」は「そうりんとう」と読みます。

尚、「相輪塔」の「相輪(そうりん)」とは、重塔などの仏塔の屋根から突き出した、光り輝く金属製の飾りのような部分のことです。

「相輪塔」が造立された理由

「相輪塔」は、1643年(寛永20年)に徳川家光公の発願によって南光坊天海大僧正によって造営されたと云われています。

当初は奥院(奥社)に建てられていたようですが、後世にて現在の場所に移されています。

尚、この相輪塔が建つ場所は東照宮の鬼門にあたる方角とされ、その鬼門に建てられた「供養塔」でもあります。

したがって「鬼門除けや鬼門封じの効果」も併せ持っています。

他にも「平和」の意味が込められているともいいます。

「鬼気(忌わしい気)」を祓い、国家の安寧を願った塔であるとも云われております。

そんなこともあり「相輪塔」の内部には、「1000を越す経典」が納められています

「相輪塔」は、日本にたった3基しか存在しない?!

こういった「相輪塔」は、日本にたった3基(3本)しか存在しないそうです。

日本に現存する「相輪塔」は以下の3つの場所にあります。

  • 比叡山・延暦寺
  • 大慈寺(栃木県都賀郡)
  • 日光山・輪王寺

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日光山・輪王寺「相輪塔」の由来

2016y02m08d_161139978実は、こういった「相輪塔」は、昔はもっと数があったそうです。

それが現在では、たった3基しか現存していない、といったこととなりますが、元来、この「相輪塔」を広めたのは「台密(だいみつ)」と称される天台宗の始祖・最澄(さいちょう)だと云われております。

「相輪塔」には、国家鎮守のご利益があるとされ、東西南北の鬼門たる方角と、鎮守の要となる「中総」に、この「相輪塔(六所宝塔(ろくしょのほうとう)」を配置することによって、邪を打ち祓うことができると云われております。

日本(天台宗)における東西南北を司る鬼門の方角と中総の鎮守

  • 上野国「東」安東宝塔・「緑野寺(浄法寺)」
  • 筑前国「西」安西宝塔・「竈門山」
  • 豊前国「南」安南宝塔・「弥勒寺(宇佐神宮/筥崎宮)」
  • 下野国「北」安北宝塔・「大慈寺(日光山)」
  • 山城国「中」安中宝塔・「比叡山 西塔・比叡山相輪塔」
  • 近江国「総」安総宝塔・「比叡山 東塔・法華総持院東塔」

の6ヵ所になります。   

普通なら通り過ぎる「相輪塔のこんな見どころ」

ちょっと相輪塔の前を見てください。

燈籠が2基あるのに気づきませんか?

実はこの燈籠にはちょっとした曰くがあったのをあまり知られていません。

この燈籠は徳川家康公に中国生糸の輸入販売を許可してもらった、江戸や大阪、長崎の生糸商人たちが、出資しあって寄進した燈籠になります。

自分たちの成功のもととなった家康公へ、お世話になったお礼を兼ねて寄進したそうです。

西洋風の特徴的な燈籠なので相輪塔へ訪れた際は、是非!じっくりと見てください。ウフ

相輪塔(相輪橖)の場所

輪王寺・相輪塔(相輪橖)は大護摩堂の前に位置します。
宇宙ロケットのような容姿をしていますので、見ればすぐに分かります。
宇宙行けそぅ

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