日光二荒山神社の拝観料金は本殿にお参りするだけなら無料!
日光二荒山神社の境内には「無料エリア」と「有料エリア」とがある。
無料エリアの範囲
本殿が建つ誰でも自由に参拝できるエリアが無料エリア。
有料エリアとはドコ?
有料エリアは本殿を向かい見て左脇に広がる一帯。俗に「神苑(しんえん)」と呼ばれるエリア。
日光二荒山神社の神苑はどんなところ❓
「神苑」とは「しんえん」と読み、これは神道においての専門用語とも言えますが「神社の境内のこと」を言います。
厳密には神社境内の「林相地帯」や「庭園」といった特に神聖な場所のことを指します。
そして、ここ二荒山神社の境内にもこの神苑があります。
二荒山神社の神苑には、二荒山神社の子社やちょっとした遊びのような占いのような参拝者を楽しませてくれるモノが置かれていたりします。
以下では二荒山神社の神苑内の社殿の他、入場料金・営業時間(拝観可能時間)なども併せてご紹介しています。
二荒山神社の神苑の場所(地図)
神苑は二荒山神社・拝殿の向かって左側に位置し、神苑への入場受付所は拝殿の左脇にあります。
日光二荒山神社の神苑の拝観料金・拝観できる時間
神苑の入場料金
- 大人:300円、小中学生&高校生:100円
神苑の入場割引に関して
割引料金で購入できた「二社一寺共通拝観券」は、2022年9月現在販売停止中。
営業時間(拝観可能時間)
月 | 拝観できる時間 |
4月~10月 | 午前8時~午後5時まで |
11月~3月 | 午前9時~午後4時まで |
※最終入場時間:閉門30分前まで
二荒山神社神苑の前売り拝観券
日光二荒山神社では神苑の拝観券(入場券)を事前購入できるよう前売り拝観入場チケットをオンラインで絶賛販売中💕。
なお、当券は現地にて購入する通常券と内容はまったく同じになる。したがって料金も同じ。
日光二荒山神社・神苑の見どころ・社殿群一覧の紹介
日光二荒山神社の境内マップ(地図)
画像引用先:日光二荒山神社
上掲写真中央に描かれた神楽殿奥の『受付』が神苑の出入口。拝観料金が別途必要。
化燈籠(ばけとうろう)
鎌倉時代に奉納された由緒ある燈籠です。
しかし怪奇現象が起こる燈籠であることから化け燈籠(ばけとうろう)と呼称されています。
化け燈籠に関しては当サイトの以下の別ページでもご紹介しています。
神輿舎(しんよしゃ)【重要文化財】
1617年に、東照宮の仮殿の拝殿として建てられたもので、日光山内に現存している建造物の中では最古の建造物です。
内部に納められている3基の神輿と共に国の重要文化財に指定されています。
神輿舎に関しても当サイトの以下の別ページでもご紹介しています。
大国殿(だいこくでん)【重要文化財】
大国主命(おおくにぬしのみこと)と大国主命と同一視される「大黒天」を祀る建物です。二荒山神社のご祭神「大己貴命(おおなむちのみこと)」は、大国主命の別称です。
中に入って拝観できます。
大国主命は出雲大社にご鎮座される縁結びの神様「大国主大神(おおくにのぬしのおおかみ)」の別名でもあります。
大国殿の周りには「お菓子の神様像」「お菓子占い」「運試しの輪投げ」「円石」と言った見どころが満載なので、お見逃しなく。
大国殿に関しても当サイトの以下の別ページでもご紹介しています。
お菓子の神様の神像
大国殿の前にはお菓子の神様の像が建てられていますが、この像、少し風変わりな由緒をもつ像として知られています。
なんでも大国さんで知られる大国主命を大国殿で祀っていることから、大国さんを似せて造立された像とのこと。
この像がお菓子の神像と呼ばれる理由は下記ページにて。オホ
円石
上記、お菓子の神像の前には丸い程よく大きな石コロころころドコいった‥‥‥が置かれています。
この円石も古くから当地に伝わる石です。
詳細は下記ページにて。
二荒霊泉(ふたられいせん)
眼病に効くという「薬師霊泉」と、良い酒ができるという「酒の泉」を神苑に引いた、霊験あらたかな名水処です。
飲んだり、持ち帰ったりは自由にできます。
近くには休憩処もあります。
二荒霊泉に関しても当サイトの以下の別ページでもご紹介しています。
※以下、二荒山神社の公式サイトから引用
お水取りの時間に関する対応について
お水取りは、神苑開門時間内と致します。
4月~10月→午前8時~午後4時半
11月~3月→午前9時~午後3時半上記時間外は、警備の都合上、受け付けできません。
代わりに霊泉と同じ水が出ている『手水舎』をご案内致します。
『お水取り』『お砂取り』を希望される方は、上掲、地図中の『受付』にて要申し込み。
詳細は二荒山神社公式サイトを要確認。
日枝神社(ひえじんじゃ)【重要文化財】
山と健康の神、大山咋命(おおやまくいのみこと)を祀る小さなお社です。
平安時代に円仁(慈覚大師)が創建したと伝えられています。
日枝神社に関しても当サイトの以下の別ページでもご紹介しています。
朋友神社(みともじんじゃ)【重要文化財】
学問と知恵の神、少名彦名命(すくなひこなのみこと)を祀る小さなお社です。
近くにある「縁結びの笹」や「子授け安産の石」も、お参りの名物スポットとなっています。
朋友神社に関しても当サイトの以下の別ページでもご紹介しています。
約200本のミツマタが季節の見どころでもある!
神苑内にはミツマタが約200本、植栽されており、これが3月中頃になると直径3~4㎝ほどの球形の淡い黄色の花を一斉に開花させ申す。
2022年度は平年のより少し早い3月17日に開花し、3月22日に満開を迎えてい‥‥て申す。マンクゥァっ(”満開”を表現)
画像は下野新聞社より
日光二荒山神社・神苑の見どころ・建造物など一覧
お菓子の神様像(田道間守像)は大国殿の前方に配されています。その前方には円石(丸石)があります。
日光二荒山神社・神苑の所要時間(滞在時間)
滞在時間は人により様々ですが、神苑内をくまなく回ることを前提とし、大国殿の中の大太刀を観賞したり、倒木した御神木の中をくぐったり、占いやお祈りしたりする時間を含めると40分もあれば充分です。
少し前は本殿の改修工事が行われていたため、本殿が見学できたことから、案内板や作業の紹介パネルなどを読みすすめたりする時間が付加されて1時間ほど必要でした。
現在は本殿の工事も終了していますので、神苑内の社殿のお参りだけ済ますのであれば10分くらいで済みます。
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