日光東照宮「上新道」と「下新道」

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「上新道」「下新道」とは?

日光東照宮と日光二荒山神社の間には上下2本、約200mの参道があり、古来、この上下の道は「上新道」「下新道」と呼ばる。

「上新道」「下新道」の別名

これら双方の道は神が通る神聖な道ということで「上神道」「下神道」とも書かれる。

以上、本項では「上新道」と「下新道」について述べるものとす〜る。

「上新道」「下新道」の場所(地図)

上新道は日光東照宮の玄関口ともなる「石鳥居」をくぐった先の広場から二荒山神社の東側入口・楼門までを繋ぐ。

下新道は石鳥居(日光東照宮)前にある土産物屋・「きしの(食べログ)」から二荒山神社の鳥居までを繋ぐ。




上新道の概要

  • 上新道の距離:約200m
  • 上新道の所要時間:約4分

東照宮側から二荒山神社方向を撮影

⬆️薄っすらと二荒山神社の楼門が見える

奥に二荒山神社の楼門がパンツ丸見えの如くに見え〜る💋

二荒山神社側から東照宮方面を撮影

⬆️薄っすらと東照宮の石鳥居が見える

上新道の読み方

上新道は「うわしんみち」と呼称します。

日光東照宮・上新道の歴史・由来

上新道は日光東照宮の入口となる石鳥居と表門の広場から二荒山神社の入口となる「楼門(ろうもん)」へ続く道のことです。

距離は約200mほどあり、徒歩で進むと約4、5分ほどかかります。

上新道の側面には、植生する杉の木と37基の燈籠がが整然と立ち並んでいます。

ちなみにこの燈籠は1966年(昭和41年)に執り行われた「日光東照宮350年記念祭」を記念して奉納されたものです。

例大祭の折には、日光東照宮から二荒山神社へ向かう神輿が通行する神聖な道でもあります。

江戸時代は神輿が通った神聖な道

江戸時代、春の大祭の前日となる宵宮(よいみや)には、神輿が本社を出て、この上新道を通り、二荒山神社に素敵に遷座。

その翌日に上新道を引き返し、東照宮入口の千人升形(せんにんますがた)を横切って、表参道を経ながら、御旅所へ入ったらしい。

ピヨ🐣千人升形とは?

1000人を収容できるほどの広場のこと。東照宮入口の大鳥居をくぐった先、拝観券売場前の広場の別称。

下新道の概要

東照宮側から二荒山神社方向を撮影

⬆️東照宮側から下新道を進むと常行堂(輪王寺)と二荒山神社入口の石鳥居が見える

二荒山神社側から東照宮方面を撮影

⬆️右側の参拝客向こうに「きしの」の屋根が薄っすらと見える。

  • 下新道の距離:約300m
  • 上新道の所要時間:約5分

「下新道」の読み方

日光東照宮・下新道は「したしんみち・しもしんみち」と呼称します。

日光東照宮には「下新道」と呼称される道も存在しており、この道は上新道の南側の道のことを指します。

この道も上新道と同様に日光東照宮と日光二荒山神社を結ぶ道であり、詳しくは日光東照宮の石鳥居の前に位置する「土産物屋・きしの(食べログ)」と言う店の前から、日光二荒山神社の南側入口となる「鳥居前の広場」とを素敵に連絡す〜る。

上新道と比較すると下新道の方が距離が少し長く約300mほどあります。

これを徒歩で進むと5、6分はかかります。

その他に上新道と異なる点は、燈籠がなく両側面に植生する杉の木が立ち並んでいます。

また、行き交う人の数も上新道ほどなく、落ち着いた気分でゆるりと散策ができます。

日光東照宮・上新道がパワースポット??

近年、日光東照宮のパワースポットの一つに「上下・新道」が有名になっているらしい。

双方の神が行き来するこの神聖な参道には、神々しいパワーで満ち溢れ、強力な気が流れているといわれる。

また、双方の参道には杉並木が広がり、神気を帯びた木々からも大地の気が発せられているともいわれる。

言わば、これら双方の参道を歩くことによって心身が浄化され、プラスの方向へ動く原動力とも成り得る。

より強力なパワーを授かるポイントは「正しく入る」

二荒山神社の正門は楼門南側にある鳥居であり、この正門となる鳥居をくぐって入ることで、より強いパワーを授かることができるらしい。 ホンマかぃ

仮に上新道を進んだ場合は楼門へ行ってしまうので、鳥居の北側からそのまま二荒山神社の境内に入ることになる。

そこでこの俗説を信じた場合、楼門からそのまま二荒山神社へ入らずに迂回して鳥居から入るようにすれば、神気に満ちたパワーがいただけることになる。

日光東照宮の境内地図と観光スポット一覧

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