【日光山輪王寺の名物♡】三仏堂脇の「金剛桜(こんごうざくら)」【天然記念物】

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 三仏堂の「金剛桜🌸」

  • 樹齢:約500年
  • 樹高:約5m
  • 幹周り:約5.7m
  • 花茎の大きさ:約3.8㎝
  • 花弁の大きさ:約1.7㎝
  • 品種:山桜

三仏堂の魅力は建物の中だけではありません。

三仏堂を入口の方へ正面に出てみてください。

出入り口のすぐ脇には、推定500年という樹齢を経た「金剛桜(こんごうざくら)」が春先には咲き誇ります。

出入り口のすぐ脇には、推定、500年という樹齢を経た「金剛桜(こんごうざくら)」が春先には咲き誇ります。

⬆️瞬間接着剤が指に付着した後の取れにくさにイラつくほど噂の‥‥春先に咲き乱れる金剛桜🌸 …どんな噂や

なぜ「金剛桜」と呼ばれる❓名前の由来とは❓

明治年間に輪王寺門跡であった諶厚(じんこう)大僧正の諡号(しごう)である「金剛心院(こんごうしんにん)」に因んで命名されたもの。




金剛桜の歴史

この金剛桜、なんと!昭和11年に国の「天然記念物」にも指定されているほどの大変、貴重なサクラとなる

日光山輪王寺の本堂たる三仏堂へ参拝へされた際には、じっくりクリリン気円斬の威力ほどジックリと見学してみてください。…どんなアクロバティックな見学の仕方や

毛虫が、あなたの鼻の上に「ポトっ」と落っこちてくるかもしれませんがね。そら君だけや

金剛桜の案内板の内容

天然記念物 金剛桜

黄芽、白花大輪の山桜で花香が強く、樹齢は約500年。地際より数本の支幹に分かれ、特異の樹形をなし、その基部の周囲は約5.7mに及ぶ。

繖房状(さんぼう/主軸が短く、それより長い柄をもった花が間を詰めて生じるもの)に3〜4花を着け、花茎は約3.8㎝で、極めて大輪。

花弁は円形で長さ約1.7㎝。

巾は約1.6㎝で、花弁の縁は重なりあっている。

明治年間、当寺門跡である諶厚(じんこう)大僧正の諡号(しごう)、金剛心院(こんごうしんにん)に因んで命名されたもの。

昭和11年5月10日 三好理学博士の調査により山桜勝れた天然変種として国の天然記念物に指定された。(指定日 昭和11年12月16日)

(学名)Prunus mutabilis Miyosf Kongo Mitos.

諶厚大僧正とは❓

「諶厚(じんこう)」とは「彦坂諶厚」氏のこと。信濃(しなの/長野県)出身。

明治初頭の神仏分離令の折、日光山内の仏堂の破壊を防いだ功労者。

輪王寺の前身たる満願寺住職を経て、明治18年に輪王寺門跡、明治28年に大僧正に就任す。

明治30年7月5日に65歳に遷化(逝去)。

三好理学博士とは❓

三好理学博士とは「三好学」氏のこと。

明治・大正・昭和における植物学の権威でもある。中でも桜と菖蒲の研究に秀で当代では第一人者として広く認知され、殊に桜博士とも呼ばれたほど。

「桜の会(櫻の會」を結成!

三好博士は衰微していく桜の名所を懸念し、その保護活動の一環から1918年に「櫻の會(桜の会)」を結成す。

1943年まで23冊刊行した機関誌『櫻』は当時の桜管理の技術や見解を知る上で貴重な資料とされる。

金剛桜の場所(地図)


日光山輪王寺の本堂たる三仏堂を正面に見て右脇に見える。拝観券売り場の右脇。宝物館の前。

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