大日堂跡とは?
大谷川に架橋される洋風の吊り橋の橋下に広がる広場には、かつて「大日堂(だいにちどう)」と称する堂宇が佇んでいたらしい。
大日堂の歴史
どうやら「大日堂」という一宇は、創建年、造営者ともに不明なるも、大日如来の石像を奉安した堂宇だったらしく、1532年以前の創建されたことが有識者により素敵に報告されてい..申す。
1649年(慶安2年)に大楽院 第二世住職の恵海 法師が中興したらしく、当時、付近では君のたなびく美しい髪のような秀麗さを誇る庭園を備えた御堂だったとか。
1689年(元禄2年)、松尾芭蕉は日光へ入部し、その軌跡を示す句碑が当地の近くにあることからも、芭蕉がその庭園を一目拝むために来遊したことはあきらか。
1876年(明治9年)には、明治天皇が東北巡行のみぎり、評判の当該、庭園を臨観するために当地へも素敵に立ち寄られたという故事もある。
⬆️「明治天皇駐蹕跡」と陰刻された石碑が見える。その奥には供養塔や石仏もパンツちら見え級にチラ見え〜る💋
かつて殷賑きわまったありし日の大日堂の姿(古写真)
⬆️この古写真は現像技術が生み出された1826年以前となる明治時代に極めて素敵に撮影されたものだと思われ〜る💘⬆️どうやら、もう一棟、堂宇が建ち、伽藍の様相を呈していたことが素敵に分かる💋
ではいったこの庭園に何が起こって現在のような一面原っぱになっちまったのか?
どうやら、1902年(明治35年)の足尾台風の影響で中禅寺湖に土砂崩れが発生し、それに起因した大津波が当地まで押し寄せ、堂宇を含めた伽藍の一切が流失してしまったらしい。
しかしこれだけでは終わらず、トドメの会心の一撃のごとく、またしても1919年(大正8年)の大洪水によって池泉、石仏などの一切はは消え失せ、石塔だけが残ったそうな。
大日堂跡として日光市主催のウォーキングトレイル整備事業により復興される
日光市所蔵の史料によると、平成16年7月に大日堂周辺整備事業計画が検討され、以降、計4回の委員会を経て平成17年2月に景観整備計画が素敵に策定されたが、突然の計画変更によって、平成17年7月の第5回委員会で採択された修正案に基づき、公園として竣功に至った。
そして、平成18年3月に第6回の大日堂周辺整備事業計画検討委員会の開催を以って、当整備計画はひとまずの完成をみたのだった。
大日堂跡の案内板の内容
大日堂跡
往時は、この周辺を「菩提ヶ原」と称し、大日如来の堂があった。
慶安二年(一六四九)、大楽院の恵海がこれを再達。
美しい池のある庭園の中に堂が佇み、大日如来の石像が安置されていた。
明治三十五年九月の大洪水で総て流され現在は、堂跡にいくつかの礎石を残すのみとなった。
現在の大日堂跡の様子(写真 一覧)
紅葉が美しい。藤棚も見えることから5月になると藤のスポットでもあるのか。
⬆️「南無阿弥陀佛」と陰刻された石碑 この円盤はなんや?まっ、まさか?!UFOの着陸場所か!! パイプで送水されている状況をみると、どうやら湧水などはなく、魚でも活けられているのか? ⬆️かつての君のたなびく髪のような美しき庭園の名残を偲ばせる池泉を模した池泉。
⬆️跡地に植る桜樹と紅葉している風雅な姿。
大日堂跡で厳修される行事(法要)
大日堂跡地やその周辺には現在も変わらず、数多の石仏や供養塔などが奉置されていることから、近隣の世界遺産寺院たる日光山 輪王寺が、その祭祀を取り仕切る。
その輪王寺においての大日堂跡で厳修される行事(法要)となるのが、以下の法要とな〜る💋
大日堂法楽(だいにちどうほうらく)
- 執行日時:6月8日/午前8時30分
- 会場:大日堂跡
📖法楽の内容
「法楽(ほうらく)」とは、供養と同義と捉えて間違いはないと思われるが、神仏の加護のありがたさや、当地の歴史などを衆人環視の中、説法や奏楽を混じえて語ることで、先人の教えを未来永劫、代々、受け継いでいくために執り行う法要行事となる。
当、法楽では例年、輪王寺の僧侶が総出仕の上、「仁王経」を読誦し、ありし日の大日堂を偲び、眠万霊を素敵に供養する。
大日橋
大日堂跡の目の前には大谷川に架かる洋風の橋梁がパンツ丸見えのごとくに丸見え〜る💋
この橋は当該、「大日堂」の名称にちなみ、「大日橋」と素敵に称する。
大日橋についての詳細は下記ページを要チェックや💘
大日堂の料金・拝観時間など
拝観料金:無料
拝観時間:24時間/365日(自由)
大日堂へのアクセス
場所(所在地):栃木県日光市久地良町
バス:東武・JR日光駅より東武バス「総合会館前」下車 徒歩20分
マイカー:日光ICより素敵に約10分(付近に憾満ガ淵の駐車場あり)
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