【鬼怒川温泉3社御朱印めぐり】「温泉神社」の御朱印の種類や場所(行き方)

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藤原町 温泉神社

創建年

不明

建築様式(造り)

流造(※本殿)

屋根の造り

銅板葺

主祭神

大己貴命(おおなむちのみこと)
少名彦命(すくなびこのみこと)

例祭

4月吉日

境内地面積

約300坪

鬼怒川温泉郷は、鬼怒川を中心として割と広範囲に広がっています。温泉郷には東武鉄道・鬼怒川温泉駅を中心として、いくつかの見どころがありますが、この護国神社は鬼怒川温泉郷の代表する大きな見どころの1つです。




まず・・鬼怒川温泉郷「3社御朱印巡り」とは?

鬼怒川温泉郷「3社御朱印巡り」とは、鬼怒川温泉郷に位置する以下の3社の巡拝しながら同時に各社で授与していただける御朱印を集めることを目的とした御朱印巡りのことです。

  1. 楯岩鬼怒姫神社(たていわきぬひめじんじゃ)
  2. 温泉神社
  3. 護国神社

これらの御朱印は実は1ヶ所で授与していただくことができますが、やはり参拝してから御朱印を授かるのがマナーというものです。

ただ、これら3社のうち、楯岩鬼怒姫神社は他の2社とは真逆の方角にあることから、護国神社(温泉神社)から徒歩で行くと約50分はかかってしまいます。そこで効率よく巡る方法も下記にてご紹介していますのでぜひ!ご参照ください。

関連記事: 【鬼怒川温泉郷3社御朱印巡り】楯岩鬼怒姫神社

関連記事: 【鬼怒川温泉郷3社御朱印巡り】護国神社

温泉神社の御朱印の種類・値段

温泉神社の御朱印は1種類のみです。中央に大きく「温泉神社」と墨書きされ、上から朱色の霊璽が押印された御朱印になります。

右上に「奉拝」の2文字と、「温泉神社」の朱印も見えます。

  • 温泉神社の御朱印の初穂料(値段):300円

温泉神社の御朱印の授与場所

温泉神社は護国神社の境内に位置することから、御朱印は護国神社の境内で護国神社の御朱印と併せて授与していただけます。

授与場所は境内社務所になるのですが、平日は空いていません。基本、土日祝日に開けていますが、土日祝日に行けば神主さんが必ずいるとは限りません。

では、平日や社務所が開いていない時は、授与していただけないのか?・・ということではなく、代わりにすでに神主さんが書き置きした御朱印が鬼怒川温泉駅の真正面に位置する「鬼怒川温泉観光情報センター(観光案内センター)」に置かれています。

つまり、観光案内センターへ行って中の受付の人に御朱印を授与したい旨を告げることで授与していただるというわけです。

なお、鬼怒川温泉観光情報センターでは上記、鬼怒川3社の御朱印を一括して3社分、授与していただけます。しかしやはり御朱印は参拝してから授与するものなので、ぜひ!自らの足で練り歩いて参拝した後に授かってみてください。

鬼怒川温泉観光情報センターの営業時間・定休日

  • 営業時間:8時30分〜17時まで
  • 定休日:なし(年中無休)

温泉神社の御祭神「大己貴命」「少名彦命」

大己貴命は温泉を最初に造ったとされる神であり、すなわち、島根県出雲大社に鎮座される「大国主大神」のことです。

大国主大神は、現在の日本大陸の礎を創造した神であり、温泉に関して言えば、まず最初に四国・愛媛県松山市にある「道後温泉」を造ったとされ、以降の国造り事業の疲れを癒したと云われます。

一方で、全身傷だらけになって疲れ果てた大国主を癒して治癒したのが少名彦命です。

少名彦命は治癒する方法として、薬を作り、その薬の1つとして「お酒」も醸造しました。これが今日、少名彦命が「酒の神」として、はたまた「医療の神」として崇められる理由になります。

まさに大国主の国造りを縁の下から支えた神であり、この神なくして大国主の大陸創造も成らなかったことでしょう。

のちに大国主は「国譲り」によって天界に座す「天照大御神」に創造した日本大陸を譲り渡し、自らは冥界(黄泉の国)の主宰神として冥界世界の大神となるのですが、少名彦命も大国主の後を追うようにして常世の海を渡り、冥界(黄泉の国)へ旅立ったとされています。




温泉神社の歴史・由緒

この温泉神社は創建当初からこの場所で鎮座していたわけではなく、当初は宿街の一角でお祀りされていたようです。

以降、時代を経る過程で宿地から現在の場所へ社殿を新造する形で御神体をお遷ししています。

古くから鬼怒川のほとりにあって温泉の守護神として信仰されており、現在に至っても4月吉日に例祭が執り行われるなどの篤い崇敬が寄せられています。

古来、温泉の神は「温泉神(いでゆのかみ)」とも呼称され、温泉の不思議な霊力を神格化した神とされています。

麓の温泉神社のご利益

家内安全、身体健全、勝運向上!

山頂にも温泉神社がある?!

実は、山頂にも温泉神社がもう1つあります。小さな社殿ですが、一応、末社(まっしゃ/関係社)になるようです。

山頂・温泉神社

  • 創建年:不明
  • 建築様式(造り):一間社流造
  • 屋根の造り:銅葺き
  • 御祭神:豊川稲荷大神

鬼怒川ロープウェイで山頂まで行くと、山頂駅を降りると真っ赤な数本の鳥居が目の前に出てきますが、この鳥居をくぐり抜けた先に小ぢんまりとた社殿が出てきます。

この神社が山頂の温泉神社になります。

⬆️山頂・温泉神社への入口

⬆️入口の階段を進むと千本鳥居が出現する




山頂・温泉神社の歴史・由緒

山頂の温泉神社は創建は不明とされており、古くから当地に鎮座されていたようです。

御祭神が豊川稲荷大神であることから、愛知県豊川の妙厳寺(一般的に豊川稲荷と言えば妙厳寺の豊川荼枳尼天を指す)に関連した社であると推察されます。

豊川稲荷は戦国時代、当時の愛知県豊川周辺を統治した戦国大名の織田信長や松平元康(のちの徳川家康公)、今川義元らの篤い信仰を受けて広まりました。

だとすれば戦国時代以降に創建された社であると判別できます。

山頂・温泉神社のご利益

  • 商売繁盛
  • 家業隆盛
  • 交通安全
  • 無病息災

山頂・温泉神社の場所(地図)

鬼怒川温泉ロープウェイ山頂駅からの所要時間・距離

  • 所要時間:約2分
  • 距離:約200m

山頂・温泉神社へ行かれる時の注意点

山頂・温泉神社の参道は舗装されていない完全な山道です。従ってハイヒールやそれに準ずる靴では危険です。

それと山道なので自然の生き物がいます。中でも気をつけなければならない生き物が「山蛭(ヤマビル)です。

蛭なので、肌にへばりつかれると血を吸われます。

それと山頂ロープウェイ駅にも注意書きが貼られていますが、山頂付近は15時以降、クマが出没します。

15時になっていなくてもご注意ください。それと温泉神社の後方にはまだ山道が続いており、トレイルができるようになっています。

この温泉神社から延びる山道を進んだ先には「一本杉」という地元ではちょっとばかり有名な杉の木が自生しています。

ただ、一本杉までの山道は険しいので、登山するような装備が必要になることだけはご留意ください。

それと15時以降は、ハイキングコース内に立ち入らないようにしてください。本当に熊に食われてしまいます。

かめはめ波や波動拳、アッパー昇竜拳を出せるのであれば、ひょっとしたらイケるかも知れません。

温泉神社と同じ境内に位置する同じく鬼怒川3社御朱印巡りの1社である護国神社の御朱印や詳細については以下の別ページにてご紹介しています。

鬼怒川温泉「温泉神社(護国神社)」のINFO

⬆️温泉神社(護国神社)社務所

住所:日光市鬼怒川温泉滝834-45
営業時間:おおむね10時30分〜15時頃まで(不定)
定休日:平日(土日祝日のみ営業)
電話番号:http://www.nikko-kankou.org/soshiki/鬼怒川・川治温泉観光情報センター

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