日光東照宮「照降石(石鳥居・石畳)」

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日光東照宮・照降石(石鳥居・石畳)

日光東照宮・照降石の読み方

照降石は「てりふりいし」と読みます。

照降石とは?

表参道を進み、日光東照宮の「一の鳥居」となる「石鳥居」を目前にすると、足元に「石畳」があることに気づきます。

ちょうど石鳥居の立っている場所から境外の方向へ数えて「10段目の中央の位置に照降石」と呼称される摩訶不思議な謎多き石があります。

この石にはちょっとした由来があるのをあまり知られていません。




照降石の秘密

この照降石をちょっとよく見てください。

キレイに右上から左下方向に向けてバイアスライン(斜め線)が引かれているのが見受けられます。


上掲写真をさらによくご覧くだすわぁぃ♡

バイアスラインを中心として、色が黒色状に濃くなっている部分と白色状に薄くなっている部分とにキレイに分かれている様子が見てとれませんか?

その濃淡具合は、もう片方の部分と見比べて色の違いが明らか。

実はこの石、日光東照宮の七不思議にも数えられているほど石で、次のような天気予報が出来ると噂されています。

翌日、雨が降る時は黒色の部分がより濃くなる。

半分だけ黒ずんだ姿を見つけた時に向かいの山を見る。もし雲がかかっていたら、まもなく雨が降る

‥‥以上、真偽のほどは定かではありんせんが、まぁこのような逸話が伝わってい‥‥‥申す。

一説では、空気中の湿気による作用と考えられていますが、現在のところ、日光東照宮の七不思議の1つとして謎として取り上げられてい‥‥申す。

日光東照宮へ訪れた際は、まずは一の鳥居(石鳥居)の前のこの照降石の前で立ち止まり、是非!じっくりと見てこれからの天気を予測してみてください。

ひょっとすると、あなたが観た瞬間、あなたの真上からアラレのような大粒の雨がドッサリと降ってくるかも知れません。

照降石の「サイズと材質」

照降石のサイズは横の石と同じです。横約1.2m、縦約50cmあります。

この石段の石の材質は不明ですが、いずれにせよ照降石を見下ろすように立つ、黒田長政が納品‥、ではなく、奉納!!した後ろの石鳥居は、九州から「花崗岩(かこうがん)」という石を採石し、大変な労力をはらって、何とか日光山内まで運び入れています。

以上のことを考えると栃木県内かその近郊から運び入れた石だと考えられます。

千人枡形

この照降石のあたりは古来、「千人枡形」と呼ばれ、知る人ぞ知る東照宮の見どころスポットの一つ。

千人枡形については下記ページを要参照💘

日光東照宮・照降石の場所

日光東照宮・照降石の場所は、世界遺産バスへ乗車して日光山内の「表参道バス停」で下車して後方の表参道を約5分ほど直進した先あります。

ちょうど日光東照宮の境内入口にあたります。

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