【採灯大護摩供】輪王寺三仏堂「鐘楼」と『大晦日‥除夜の鐘の音色』

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日光輪王寺・三仏堂「鐘楼」

創建年

  • 1832年(天保3年)

輪王寺の境内にある「護摩堂」の左側には「鐘楼(しゅろう)」があります。この鐘楼および梵鐘は1832年(天保3年/江戸時代)に鋳造されたものです。

以前は日光東照宮の御仮御殿の敷地内にありましたが、明治時代の初期に発せられた「神仏分離令」により「三仏堂」の左側に移設されました。

【補足】輪王寺の鐘は、いつから突かれ始めたの?




日光輪王寺の除夜の鐘

日光輪王寺の鐘楼の「歴史・由来」と「除夜の鐘の音色」

輪王寺では、毎年12月31日には採灯大護摩供が23時45分から行われます。

採灯大護摩供では、日光山の山伏が野天の大護摩を焚き上げます。

こぅして火を焚いて鐘を温めて撞くと鐘が割れないとのこと。(低温下で鐘撞をすると割れやすいとのこと)

高く立ち上る護摩の煙と炎に祈りを込めて一年間の厄災を焼き払い、幸運を願うと言った恒例の儀式になっています。

そして年が明けた午前0時より1時間かけて鐘楼にて、除夜の鐘が一打一打、鳴り響きます。

百八煩悩が清められ、今年一年、幸多かれ

と、祈りつつ108回つかれます。

 

輪王寺の鐘は、いつから突かれ始めたの?

輪王寺の鐘が突かれ始めたのは、江戸幕府の2代目の将軍・徳川秀忠の天保年からだと云われております。

それ以前は、輪王寺には、まだ鐘がありませんでした。

江戸時代に入って、時を告げる発想が生まれ、この鐘の音色を刻を知らせるものとして、利用されました。

※江戸時代以前では、「太鼓」を叩いていたそうです。

ちなみに、江戸時代では、おおよそ2時間おきに、この鐘を突いて、刻を知らせていたそうです。

【補足】温泉寺の鐘の音色を温泉に浸かり聞き癒される

実は日光山輪王寺には別院があるのですが、その別院の中に「温泉寺」という支院があります。

⬆️激辛ペヤング食べ続られる奴が皆無なほど噂の「温泉寺」

この「温泉寺」の境内にはその名前のとおり温泉があり、一般の方で入浴することができます。

⬆️毛抜きで鼻毛抜いた直後に出る涙ほど噂の‥温泉寺「薬師の湯」(画像は輪王寺より)

この温泉寺の温泉の近くにも鐘楼があって温泉に浸かりながら聞く、鐘の音色が頭から身体中に響き渡り、なんとも言えない癒しになるんだそうです。

ただし、温泉寺は輪王寺境内からかなり離れた中禅寺湖のさらに山奥になります。三仏堂から車でおおむね1時間はかかります。

以下は参考までに↓

日光山輪王寺別院 日光山 湯元・温泉寺

温泉寺のご利益
  • 健康増進
  • 延命長寿」

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