日光田母沢御用邸記念公園の「建築の特徴と見どころ・アクセス(行き方)・営業時間(開園時間)・入場料(入園料)など」
こちらのページでは、江戸・明治・大正の3時代の歴史と建築様式を今に伝える「日光田母沢御用邸記念公園」の旧御用邸部分の見どころを中心に、アクセスや営業時間などの見学に便利な情報も併せてご紹介します!
項・一覧
- 1 日光田母沢御用邸記念公園の「建築の特徴と見どころ・アクセス(行き方)・営業時間(開園時間)・入場料(入園料)など」
- 2 日光田母沢御用邸の概要・開園の経緯と歴史
- 3 日光田母沢御用邸 建築の特徴
- 4 日光田母沢御用邸記念公園の見どころ(各部屋紹介)
- 5 日光田母沢御用邸記念公園 見学の所要時間
- 6 日光田母沢御用邸記念公園にガイドさんはいる?
- 7 日光田母沢御用邸記念公園「春・冬の特別公開」
- 8 入園の際の注意事項
- 9 日光田母沢御用邸記念公園へのアクセス(行き方)・駐車場
- 10 日光田母沢御用邸記念公園の営業時間(開園時間)・入場料(入園料)・割引情報
- 11 日光田母沢御用邸記念公園の住所・お問い合わせ先
- 12 おわりに・・オリジナルのお土産はいかがですか?
日光田母沢御用邸の概要・開園の経緯と歴史
読み方
にっこうたもざわごようてい
※「たぼざわ」ではありませんのでご注意ください!
造営年
1899年(明治32年)
敷地面積
39,390㎡(11,900坪)
※面積比較:阪神甲子園球場の敷地39,600㎡とほぼ同じ広さ。一般的なサッカーグランド約5.5個分の広さ。
- 造営時の敷地面積:107,000㎡(32,000坪)
建築規模
床面積4,471㎡(1,350坪)、106室
※面積比較:バスケットボールコート約10個分の広さ。
建築様式
木造、二階建(一部三階)、銅板葺
重要文化財指定年月日
2003年(平成15年)12月25日
日光田母沢御用邸記念公園 開園の経緯と歴史
1897年(明治30年)
皇太子の避暑地向けの静養先の候補として、日光が選定される。
1898年(明治31年)
地元出身の銀行家小林年保の別邸に、赤坂離宮から旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部を移築して御用邸の造営を開始、翌年完成する。
1918年(大正7年)
天皇が御用邸で公務を行うことが増えたため、天皇の滞在所として大増改築が行われる。2年後完了。
※1925年頃までは大正天皇が、大正天皇崩御御は昭和天皇・香淳皇后が、夏の静養所として使用されました。
1944年(昭和19年)7月
東京大空襲に備え、皇太子の疎開先となる。
1947年(昭和22年)
田母沢御用邸は廃用となり、大蔵省関東財務局の管理下に入る。一般公開が開始される。
田母沢御用邸は修学旅行生の宿泊施設として活用されたり、博物館として利用されたりしていましたが、老朽化が進んでいました。
そのため、1996年(平成8年)に栃木県が買い取り、建築技法などの調査研究が行われた後、修復が始められました。
そして、面積が最大だった1921年の姿をできる限り復元する形で建物がよみがえり、2000年、旧御用邸は記念公園として再スタートを切りました。
2000年(平成12年)
修復工事が完了し、「日光田母沢御用邸記念公園」として開園する。
2001年(平成13年)
天皇・皇后が来園し、天皇自身が皇后を案内しつつ疎開時の思い出などをお話される。記念にイチイの木を植樹。
イチイ:
イチイは、旧日光市の市樹でした。
天皇陛下が疎開生活を送られていた当時、イチイの木があったという思い出が残っていたため、この木が選ばれたということです。
2003年(平成15年)12月
御用邸十棟が、国の重要文化財に指定される。
日光田母沢御用邸(にっこうたもざわごようてい)は、日光出身の銀行家・小林年保(こばやしねんぽ)の別邸に、当時、赤坂離宮などに使われていた旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部(現在の3階建て部分)を移築し、その他の建物は新築される形で、明治32年(1899)に大正天皇(当時 皇太子)のご静養地として造営されました。
小林年保(こばやしねんぽ):
小林年保は、江戸時代は日光奉行所(役所)の同心(下級役人)を務めた人物で、明治維新後は徳川慶喜に付き従い静岡県駿河に移り住みました。
それから明治新政府に登用されて頭角を現し、民間に転じて初代・静岡商工会議所会頭や静岡第35国立銀行(現在の静岡銀行)頭取などを務めました。
また、「小林銀行」を開業したり、日光の老舗ホテル「金谷ホテル」の開業のため多額の融資を行ったりした、実業家・資産家でもありました。
御用邸では造営後も増改築が行われ、現在の姿となったのは、1921年のことです。
戦中には当時の皇太子殿下が、学童疎開のため、学習院初等科5年生から6年生にかけての約1年間ご滞在されるなど、戦後1947年に廃止されるまで、天皇・皇太子が3代に渡って利用されました。
現在、御用邸として使用されていた場所を当時のまま残し、一般に公開されているのは、全国でもこの田母沢御用邸のみだということです。
建築部分は、「旧日光田母澤御用邸10棟」として国の重要文化財に指定されています。
構造・分類上「10棟」となっていますが、前述の通り、1つに繋がっています。
日光田母沢御用邸 建築の特徴
御用邸の建物は一部3階を含む2階建てで、3階部分以外はすべての屋根が1つに繋がっています。
現存する明治期に造営された旧御用邸の中でも最大規模の建物で、1棟の床面積としては国内で最大規模の木造建築物です。
明治以降の多くの公共建築は石やレンガの洋風建築となっていたので、このような大きな木像和風建築は当時としても珍しく、
近代和風建築の歴史的資料として貴重なものとなっています。
設計・建造は、宮内省内匠寮(ないしょうりょう/たくみりょう)によって綿密に監督管理され、基本設計は技師木子清敬(きこきよよし)が担当しました。
特に重要な部分には選び抜かれた良材を用い、また、飾り(錺)金具や畳の縁取りなども美しく、シンプルながら隅々まで精密で優美な造りとなっています。
宮内省内匠寮(ないしょうりょう/たくみりょう):
明治時代から戦後にかけて宮内省内にあった部局で、「宮殿その他の建築物の保管、建築・土木・電気・庭苑および園芸に関する事務」を担いました。
木子清敬(きこきよよし):
1845年(弘化元年)、現在の京都市に生まれました。
木子家は、代々、宮中の修理職棟梁(しゅりしきとうりょう)を輩出する家柄です。
清敬も明治維新前から宮中に奉仕し、維新後は宮内省に入って、大工の家系出身でありながら建築士としても活躍しました。
宮内省技師・土木課長として青山御所、皇居、御用邸などの建設に携わった他、顧問として日光東照宮や東大寺大仏殿の修復工事にも関わりました。
また、工科大学講師として、日本で初めての日本建築史の講義を担当し、洋風建築が大流行する中、大学教育に和風建築を取り入れたことでも知られています。
大正時代、田母沢御用邸が大幅に増改築された際の設計は、同じく宮内省内匠寮に勤めていた息子の木子幸三郎が行いました。
部屋数は106!
106室ある部屋はシンプルながら洗練された美しさがあります。
皇室の御用邸になぜ106室もあるのかと言うと、天皇(皇太子)・皇后がお使いになる部屋に加え、100人ほどいたと言われる女官の部屋が必要だったからです。
皇族に仕える女官に加え、高等女官に仕える下級の女官もおり、位によってトイレや風呂、詰所なども分かれていたため、このような大きな建物になりました。
天皇・皇后がお使いになる部屋である「奥向き」は全部で23室で、残りの83室は臣下用の部屋でした。
2003年には、「意匠的に優秀」かつ「歴史的価値が高い」として、国の重要文化財に指定され、2007年には「日本の歴史公園100選」に選定されています。
なお、建物は江戸時代後期、明治、大正と3つの時代の建築様式を持つ集合建築群となっています。
紀州徳川家江戸中屋敷部分
後に田保沢御用邸の一部となる紀州徳川家江戸中屋敷は、江戸時代末期の1835年~1840年(天保6年~11年)に、東京・赤坂に建造された建物で、明治維新後、1872年(明治5年)に皇室に献上され、赤坂離宮となりました。
その後は、仮皇居・東宮御所として使用されましたが、1898年(明治31年)に解体され、同年、一部が日光に運ばれて田母沢御用邸に移築されました。
紀州徳川家江戸中屋敷だった部分は、大正天皇の御座所・御学問所(梅の間)・御寝室・御日拝所・御展望室などに使われました。
小林家別邸部分
日光田母沢御用邸の敷地は、もともと町有地と民有地でした。
その中の4分の1に相当する約23,000㎡(7,000坪)は「別荘庭園田母沢園」で、この田母沢園の中に小林家の別邸がありました。
小林家別邸は、小林年保が明治中期に建設したもので、その庭園は、鳴虫山(なきむしやま)を借景とし、田母沢川を敷地内に取り入れた広大なものでした。
建物は御用邸の一部として、皇后御座所・皇后御寝室・御学問所(二階)・高等女官詰所などになりました。
日光田母沢御用邸記念公園の見どころ(各部屋紹介)
以下では、広い広い御用邸の中でも、特に要注目の施設・部屋をピックアップしてご紹介します!
御車寄
御用邸の公開エリアの入口となっている御車寄の部分は、皇太子嘉仁親王の花御殿(東宮御所)の玄関として1889年(明治22年)に造営されたものを、赤坂離宮から移築した建物です。
唐破風付きで堂々とした、重厚な雰囲気の玄関となっています。
御玉突所
「御玉突所」は、ビリヤード室です。
明治時代の初め頃から、皇室では諸外国の来賓との交友のため、ビリヤードを行っていたということです。
こちらのお部屋は大正時代に増築され、床は洋風の寄せ木板張りとなっています。

ポケットがないタイプのビリヤード台、ソファ、シャンデリアなどは後に復元されたものです。
謁見所
謁見所は大正時代に増築された部分です。
公式の来客との面会や、公式儀礼で使用されました。
もっとも重要な部屋の1つなので、御料林の尾州檜(びしゅうひのき)の中でも最高級の木材を用い、最高の技術を結集させて作られています。
書院造・畳敷きで天井は格天井(ごうてんじょう)という和風の部屋ながら、英国製のじゅうたんを敷き、シャンデリアを設けた和洋折衷様式となっています。

テーブルの向かって左側の小さな台は、天皇陛下の帽子置きだそうです!
御学問所
「御学問所」は紀州徳川江戸屋敷の移築部分で、天皇の書斎に当たります。
床の間などに梅が描かれていたことから当初は「梅の間」と呼ばれていました。
大きな円窓が特徴で、人気のフォトスポットでもあります。

御座所
御座所は赤坂離宮から移築された紀州徳川江戸屋敷の移築部分で、天皇陛下が日常的なご公務に利用された場所でした。
執務室・居間にあたり、私的な部屋なので襖絵や天井絵などはありませんが、襖や障子と絨毯・シャンデリアが調和する和洋折衷の部屋となっています。
館内で唯一の欄間の竹格子には、水に浮かべた扇がデザインされています。

御寝室
シンプルで落ち着いた雰囲気の御寝室は、紀州徳川江戸屋敷の移築部分の2階に位置しています。
こちらでは、電気の灯りではなく、ろうそく・燭台(しょくだい)が使用されていました。
また、じゅうたんではなく畳敷きとなっています。
御日拝所
「御日拝所」は天皇家の祖先を遥拝する場所で、御寝室と同じく紀州徳川江戸屋敷の移築部分の2階にあります。
床にはじゅんたんが敷かれています。
通常は、室内に立ち入ることはできませんが、入口から見ることはできます。
劔璽の間
こちらも2階部分です。
「劔璽(けんじ)」とは皇室に伝わる三種の神器のうち、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ/草薙剣)と八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま=「璽」)を合わせた呼称で、「劔璽の間」には、剣の複製と勾玉が置かれました。
「劔璽」は天皇が1泊以上のご旅行をされる際には共に持ち出す習わしということです。
3畳ほどの広さの剣と勾玉の安置所には、もっとも格式が高い畳縁(たたみべり)である「繧繝縁(うんげんべり)」の畳が置かれています。
御用邸にはいくつもの種類の畳縁があり、違いが分かるように展示されているコーナーがあります。

表御食堂
大正時代に増築された部分で、大きなテーブルを置き、天皇・皇后が臣下、来賓などと食事をしたお部屋です。
襖、壁、天井などは和風ですが、床は洋風の欅(けやき)の柾目(まさめ)寄木張りで、デザイン・技術ともに大変優れたものとなっています。
引き戸のガラスは建設当時の物が用いられています。
皇后御座所・皇后御寝室
皇后御座所は、 もともと田母沢にあった小林年保の別荘部分で、貞明皇后の執務室・居間として使われました。
戦中は当時の皇太子がこちらのお部屋で疎開生活を送られました。
なお、御用邸の庭先には、防空壕跡が残っています。
内謁見所
大正時代に増築された部分で、皇后陛下が来客との面会に使用されました。
書院造に絨毯、シャンデリアの和洋折衷様式です。
トイレは畳、お風呂は板張り??
御用邸で天皇がご利用になったトイレは「御厠」、浴室は「御湯殿」と呼ばれています。
御厠の床は畳で、簡単に間仕切りされた開放的なスペースとなっています。

御湯殿は板張りのお部屋で、排水のための勾配がある他は湯船などはなく、天皇は着物のままお湯を浴びていました。

どちらでも、係の人が桶に水(湯)を用意して世話をしたそうです。
日光田母沢御用邸記念公園 見学の所要時間
日光田母沢御用邸記念公園の平均的な見学所要時間(滞在時間)は、御用邸が45分、庭園が15分ほどとなっています。
1時間半ほど確保すれば、ゆっくり見学した後にお茶をいただいたりお土産を買ったりして、園内をくまなく満喫することができるでしょう。
不定期でコンサートなどの行事も開かれていますので、ぜひ、公式ホームページで事前に調べてからお出かけください!
日光田母沢御用邸記念公園にガイドさんはいる?
日光田母沢御用邸記念公園では、通常、ガイドサービスは行われていません。
御用邸見学の際は、案内のビデオを見て、順路に沿って進むことになります。
ただ、要所要所に係の方がいますので、質問などがあれば聞いてみてください。
お部屋の歴史や装飾のデザインなどについて、詳しく教えてくれますよ。
また、御用邸について楽しく学べる音声ガイドを借りるのもおすすめです。
有料音声ガイド(日本語版・英語版)
- レンタル料:200円 ※貸し出し時に別途保証金300円が必要。端末返却時に返金。
- 利用可能台数:20台
- 予約:不可
期間限定のガイドサービス
ガイドさんが常駐しているわけではありませんが、なんと!夏期と冬期の土曜・日曜限定で、公園職員の方による「御用邸ガイドサービス」が実施されます。
2018年は以下の日程で行われています。
御用邸ガイドサービスの実施開催日・時間など(2018年)
- 開催日:7~9月、12~翌年3月の土日(年末年始の休園日をのぞく)
- 時間:10時30分~11時30分、14時30分~15時30分
- 料金:入園料のみ。ガイド料は無料。
- 定員:先着20名 ※個人向け
- 申込方法:当日入口で受付。
日光田母沢御用邸記念公園「春・冬の特別公開」
日光田母沢御用邸記念公園では、毎年4月から5月にかけて、通常は非公開となっている「皇后御学問所」の特別公開が行われます。
「皇后御学問所」は、大正天皇の貞明皇后(ていめいこうごう)が使用していた部屋で、2階に位置しています。
京風の造りで、絹を用いた畳縁や、折り鶴、楓、花菱などがモチーフの釘隠し、襖の引手金具など、隅々まで風情があり、優美なお部屋です。

窓からは庭を見下ろせ、時期が合えば満開のしだれ桜も楽しむことができます。
また、例年12月15日から1月末にかけては、通常非公開の「三階御展望室」が特別に公開されています。
御展望室は、茶室のある数寄屋風の造りの部屋で、景色を楽しむために設けられました。
明治天皇がこちらのお部屋で西洋料理を召し上がったとも言われています。
室内では隅々まで美しい装飾が目を引き、窓の外に目を転じれば、3階に上らないと見られない、広大な御用邸の屋根の連なりを一望できます。

「御日拝所」の特別公開
2階にある御日拝所も、通常は立ち入りが制限されていますが、期間限定で公開される場合があります。
春と冬の他、2018年には紅葉の時期に合わせた当別公開が、秋季としては初めて実施されています。
- 2018年秋の御日拝所特別公開期間:10月15日~11月14日
それぞれの特別公開の最新の日程・内容などは、公式ホームページでご確認ください。
日光田母沢御用邸記念公園のしだれ桜【日光市天然記念物】
日光田母沢御用邸記念公園の庭園のシンボルの1つが、樹齢約400年というしだれ桜です。
例年4月中旬から下旬にかけてが見ごろとなり、多くの観光客がしだれ桜を観賞するために来園します。
庭園には他にも、様々な樹木・花が植えられており、1年を通して違った風景が楽しめます。
5月末頃から6月中旬までは、2004年(平成16年)に天皇陛下のご意向で贈られた「ナスヒオウギアヤメ」が、水辺を美しく彩ります。
秋の紅葉・ライトアップ
10月下旬から11月中旬にかけての紅葉、冬の雪景色も見事です。

毎年紅葉の時期に合わせ、屋外ライトアップを行っていましたが、2018年には、3日限定で、御用邸の内部のナイトツアーが初めて行われました!
係の方の解説を聞きながら、夜の御用邸見学と、建物内からの紅葉観賞が楽しめます。
2019年以降については、最新情報をご確認ください。
- 開催期間:2018年11月9日~11日
- 実施時間:18時~19時30分 ※受付は17時45分~18時
- ナイトツアー料金:大人410円、小中学生200円
- 定員:先着30名(個人が対象) ※事前の電話予約可能
入園の際の注意事項
日光田母沢御用邸記念公園での注意事項をご案内します。
文化財保護のため、職員の方の案内や指示には必ず従ってください。
飲食物は持ち込める?
お弁当などを持ち込み、休憩所のベンチで食べることもできます。
ベンチは約30名まで利用可能です。
公園内に食事ができる飲食店はありません。
お休み処「みやび」
園内には、冬期を除き、日光銘菓や抹茶、ソフトクリームなどをいただける「みやび」が営業しています。
店内でいただける老舗のようかん専門店「綿半」の日光銘菓「日の輪」や水ようかんは、お土産用も販売されています。
- 「みやび」の営業時間:4~11月の10時~15時
写真撮影は可能?
建物内・庭園共に写真撮影は可能です。
ただし、文化財保護や他の方への迷惑防止のため、以下のことは禁止となっています。
- 襖や柱などの建具類に触れたり、扉の開閉をすること
- 三脚や自撮り棒を使用しての写真撮影
ペットと一緒に入園できる?
盲導犬や介助犬以外の動物は入園できません。
日光田母沢御用邸記念公園へのアクセス(行き方)・駐車場
最寄り駅(JR・東武日光駅)からのアクセス(行き方)
日光田母沢御用邸記念公園の最寄り駅は、JR・東武日光駅です。
これらの駅からは約3km離れていますので、駅からバスや車(タクシー)で向かうことになります。
バスでのアクセス(行き方)
JR・東武日光駅から日光田母沢御用邸記念公園へ向かうバスは、JR日光駅が始発で、次の停留所が東武日光駅となります。
乗車するバス
東武バス(湯元温泉行き・中禅寺温泉行き(JR日光駅からの時刻表)/奥細尾行き・清滝行き(JR日光駅からの時刻表))
※世界遺産めぐりバスは「日光田母沢御用邸記念公園」まで行きません
乗車バス停
「日光駅(JR)」バス停1A・1Bのりば/「東武日光駅」バス停2A・2Bのりば
降車バス停
「日光田母沢御用邸記念公園」バス停
※バス停がある国道120号線を東照宮方面(進行方向と反対)に1分ほど歩くと、日光田母沢御用邸記念公園の敷地の入口があります。
バスの所要時間
約10分
バスの運賃
310円
車(タクシー)でのアクセス(行き方)
- 走行距離:約3.3km
- 所要時間:約7分(通常時)
- タクシー料金目安:1200円前後
※所要時間やタクシー料金は、道路状況により異なります。
※休日の日中など混雑時は20分程度かかる場合があります。
日光東照宮からのアクセス(行き方)
徒歩でのアクセス(行き方)
日光東照宮や輪王寺周辺からは、歩いて行くこともできます。
- 距離:約1.0km
- 所要時間:約13分
バスでのアクセス(行き方)
日光東照宮からバスで向かう場合は、既にご紹介した、JR・東武日光駅から出るのと同じバスに乗車することになります。
乗車バス停は「神橋(しんきょう)」バス停ですが、東照宮からバス停までは、徒歩10分程度かかりますのでご注意ください。
乗車バス停
「神橋」バス停(時刻表)

降車バス停
「日光田母沢御用邸記念公園」バス停
バスの所要時間
約3分
バスの運賃
200円
車(タクシー)でのアクセス(行き方)
- 走行距離:約1.5km
- 所要時間:約3分(通常時)
- タクシー料金目安:730円前後
※所要時間やタクシー料金は、道路状況により異なります。
日光東照宮周辺の駐車場については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
安い!無料と変わらない!日光東照宮の周辺付近の駐車場「人気のオススメ一覧」
駐車場
日光田母沢御用邸記念公園の駐車場は、国道120号線を挟んだ、公園に北側にあります。
御用邸敷地の入り口は、駐車場の目の前にあります。
駐車料金(2時間まで)
大型車1,020円、普通車200円、二輪車100円
収容台数
普通車113台、大型バス5台
日光田母沢御用邸記念公園の営業時間(開園時間)・入場料(入園料)・割引情報
営業時間(開園時間)
- 4月~10月:9時~17時(受付16時まで)
- 11月~3月:9時~16時30分(受付16時まで)
休園日
- 毎週火曜日 ※祝日の場合はその翌日、年末年始(12月29日~1月1日)
※4月15日~5月31日、8月13日~8月16日、10月1日~11月30日、1月2日~5日は無休
入場料(入園料)
- 大人510円、小中学生250円
各種割引
団体割引
- 大人410円、小中学生200円
団体割引は20名から適用となります。
当日直接来園しても構いませんが、事前連絡が推奨されています。
障害者割引(入園料免除)
以下の手帳を提示する本人は入園料が無料になります。
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
※身体障害者手帳と療育手帳に第1種(A1,A2)、精神障害者保健福祉手帳に第1級と記載のある方は、1名につき同伴者1名まで無料となります。
明治・大正の歴史遺産を訪ねる「もう一つの日光」歴史探訪コース
「日光田母沢御用邸記念公園」と、「金谷ホテル歴史館」の両施設を2日以内に利用すると、2件目の入場料が2割引になります。
2つの施設の間の距離は200mほどで、所要時間は徒歩約5分です。
割引後の入場料
- 日光田母沢御用邸記念公園
大人410円(100円引き)、小中学生200円(50円引き) - 金谷ホテル歴史館
大人320円(80円引き)、小人(12歳まで)160円(40円引き)
本物の出会い栃木パスポート
日光田母沢御用邸記念公園は、「本物の出会い 栃木パスポート」の提示で割引になる「おもてなし施設」の1つとなっています。
「本物の出会い 栃木パスポート」を提示すると、入場料が5名まで2割引(大人410円、小中学生200円)となります。
パスポートは無料で、日光田母沢御用邸記念公園の他、県内の道の駅や観光案内所、美術館、博物館、サービスエリアなどで配布されています。
日光田母沢御用邸記念公園の住所・お問い合わせ先
日光田母沢御用邸記念公園管理事務所
- 住所:栃木県日光市本町8-27
- 電話番号:0288-53-6767
- ホームページ:https://www.park-tochigi.com/tamozawa/
おわりに・・オリジナルのお土産はいかがですか?
御用邸内の売店では、ここでしか手に入らない限定のおみやげを取り扱っています。
夏期は販売中止となる「御用邸チョコレート」や、菊紋の形の「御用邸金つば」などの御菓子類の他、ハンカチ、タオル、日光彫の小物などがあります。
ご自身の旅の思い出に、また、大切な方へのお土産にどうぞ!
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