【渋滞回避策】日光いろは坂の紅葉時期の渋滞状況と抜け道について

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まず・・「いろは坂」とは?

「いろは坂」とは、日光東照宮もしくはJR・東武日光駅方面から中禅寺湖までの道の途中に出現するカーブの多い山道のことです。

いろは坂は山道の1本道なので抜け道という抜け道がなく、1度、渋滞にハマってしまうと抜け出すまでに2時間〜3時間くらいかかることもありますので、ヘタをすれば車内で2時間〜3時間ほど過ごすことになります。

いろは坂の渋滞状況は、例年、紅葉シーズンの土日祝日には必ずといってよいほど、各社のニュース速報で取り上げられるほど有名です。

以下では紅葉時期のいろは坂の混雑具合・混雑回避方法や、もっとも混雑する日・時間、混雑する理由について述べています。

日光東照宮付近周辺の混雑状況に関しては以下の別ページにて

 【最新決定版・混雑回避策】日光東照宮(日光)の紅葉時期・GWの混雑・渋滞状況と地元住民が語る「裏道・抜け道」




いろは坂は上りと下りで道が違う場所にある

「いろは坂」には、「下り専用の第一いろは坂」と「上り専用の第二いろは坂」とがあります。

第一と第二の根本的な違いは、上りか下りかの違いと、渋滞しやすいのか?そうでないか?‥‥の違いに素敵に大別される。…素敵?

また、いろは坂は対面車線ではなく、一本道かつ、一方通行になりますので、追い越しもできず、当然、Uターンもできません。

いろは坂が第一と、第二とで区別される理由は、一度、現地を通行すれば分かると思いますが、「上りの第二」と「下りの第一」とでは、道がまったく別の場所にあるからです。

このように道に分けられて敷設された理由は、紅葉シーズンの渋滞緩和対策の一環です。

1965年(昭和40年)までは、単に「いろは坂」という対面式2車線の道路でしたが、現在、例えばもっとも渋滞する第二いろは坂では、明智平まで2車線になっています。

⬆️下りの”いろは坂”へは進入禁止!(道路標識!要注意💘)

上掲写真のように日光市街から中禅寺湖へ通じる唯一の道路「いろは坂」は左側通行のため、左側の第二が「上り」、右側の第一が「下り」になってい‥‥申す。あひゃ

ちょうど「いろは坂 馬返し駐車場」を少し過ぎたあたりに上掲写真のような、キングスライムが出現するかの如くの岐れ道が出現する。

 「第一いろは坂」と「第二いろは坂」の場所(地図)

第一いろは坂の場所(地図)

⬆️「第一いろは坂」は「中禅寺湖→東照宮方面」の下り道

第二いろは坂の場所(地図)

⬆️「第二いろは坂」は「東照宮方面→ 中禅寺湖」の上り道

日光東照宮の周囲地形図と主要目的地までの距離・所要時間

⬆️(クリックもしくはタップで拡大可能)

日光駅(日光東照宮経由)から中禅寺までの距離・所要時間(目安)

  • 距離:約19.5㎞
平常時
  • 所要時間:約40分(車)
紅葉・GW(新緑)時期
  • 所要時間:約3時間〜4時間(車)




いろは坂が完全に一方通行になる?!

すでにご存知のとおり、例年10月〜11月(紅葉時期)のいろは坂は大渋滞します。

大渋滞も慢性的化すれば『大渋滞=日光観光に行かない→他所の観光地へ行く』といった図式が成り立ち、これを日光市しいては栃木県が長年の悩みのタネとして対策方法を模索してきました。

たとえば2018年(平成30年)度のGWにはパークアンドバスライドを設置して、臨時の特設駐車場へ誘致するような案内をツイッターなどのSNS媒体やWEB媒体などを駆使して周知しましたが、直接的な渋滞緩和にはつながっていません。

そこで栃木県および日光市は、2019年の10月1日から恒久的に、日光市内の第二いろは坂(国道120号線)の明智平〜二荒橋前交差点までの約2㎞区間を対面通行を禁止して『一方通行』へと切り換えることに決定しました。

「第一いろは坂(下り)」とは?

第一いろは坂

  • 長さ:6.5㎞
  • 創設年月日:782年頃(天応2年)※奈良時代
  • 車両通行可能開通日:不明(昭和初期)
場所

いろは坂には、道を通行すれば分かりますが、ガードレールに「い」や「ろ」「は」といった摩訶不思議な看板が付けられています。

⬆️写真(画像)左端に注目💋「よ」と「15カーブ」という文字がパンツ丸見えの如くに見える👀

第一いろは坂の看板は、なんと!28個も付けられており、「な」〜「ん」までの合計28個の看板があります。

『それでその看板はどういう意味があるの?』という疑問が出てきますが、お分かりになるだろぅか?

カンの良いコノヤローであれば、もう理解したと思われるが、この看板は「いろは歌」をモチーフにしていることから「いろは坂」の名前の由来になった。

そして問題はこの看板だが、いろは歌の47文字それぞれに対応したカーブがある。

上掲写真のケースだと「よ」の文字が「15番目のカーブ」に割り当てられていることにな〜る。

‥‥‥のだグぁ!

いろは坂は48個ものカーブがあるので、これだと一つ不足が生じる。

そこで藪から棒に『ん』を付加することで無理やり48文字にしているのであ〜る。

第一いろは坂の特徴(第二いろは坂と比較)

  • 第二いろは坂と比較して「道幅が広い」
  • 第二いろは坂と比較して「渋滞がない」
  • 第二いろは坂と比較して「勾配がキツい」
  • 第二いろは坂と比較して「カーブが多い」
  • 第二いろは坂と比較して「見どころが少ない」

第一いろは坂の観光や見どころ(ビュースポット)

女人堂

女人堂とは、女性が御神体を遥拝する場所です。

奥日光は明治初期まで女性ならびに牛馬の立ち入りが禁止されていましたので、この女人堂から男体山を礼拝したらしい。

剣ヶ峰

第一いろは坂を走行していると途中に4台くらい車が停車できる駐車スペースがあります。この駐車スペースが展望台(般若滝展望台)になっており、谷や男体山を一望できます。

この展望台からは以下のような2つの滝が観れます。

左側:「方等滝(ほうとうのたき)」

綺麗な滝なのですが、滝の落ちる部分が人工のコンクリートかなにかで堰堤(えんてい)が造られています。少し残念です。

右側:般若滝(はんにゃのたき)

自然の岩肌から落ちる滝ですが、滝の長さが短いのが残念です。ただ、2つの滝を取り囲む周囲の山々の紅葉の景色は圧巻です。




「第二いろは坂(上り)」とは?

第二いろは坂

  • 長さ:9.5㎞
  • 創設年月日:782年頃(天応2年)※奈良時代
  • 車両通行可能開通日:不明(昭和初期)
場所

冒頭でも述べたように第二いろは坂は上り専用の山道であり、第一と比べて渋滞することで有名です。

いろは坂の渋滞といえば大抵の場合、この第二いろは坂のことを指します。

紅葉シーズン以外の通常の土日祝日を例にとれば、渋滞がないので所要時間:約20分程度で抜け出ることができますが、これが紅葉シーズン(10月中旬〜下旬)に入ったとたんに2時間〜3時間の大渋滞になります。

なお、後述していますが、いろは坂の道中には「コンビニ」や「ガソリンスタンド」がありません。

入口手前のコンビニやガソスタ付近には「コンビニ・ガソリンスタンドここが最終です」といった警告の案内板も出ています。

第二いろは坂の特徴(第一いろは坂と比較)

  • 第一いろは坂と比較して「道幅が狭い」
  • 第一いろは坂と比較して「渋滞がヒドい」
  • 第一いろは坂と比較して「勾配がゆるい」
  • 第一いろは坂と比較して「カーブが少ない」
  • 第一いろは坂と比較して「見どころが多い」

第二いろは坂の観光や見どころ(ビュースポット)

黒髪平展望台

黒髪平展望台は、第二いろは坂の中間地点に位置するため、紅葉シーズンになると仮設トイレが設置されることがあります。

いろは坂を走行していると、駐車場というか車を6台ほど停車させることのできるスペースが突如、現れます。

「日本の道100選 日光いろは坂」と刻まれた大きな石碑が建てられていますのですぐに分かるでしょう。

ちなみに写真を見るかぎりではどこが展望台か分かりにくいのですが、駐車スペースの奥に見える鉄柵が一応の展望台になっています。

男体山の谷や山々を一望できます。

紅葉シーズンにここにくれば雄大な景色に圧倒されてしまって、きっと声をなくすハズです。カメラをお忘れなく。オホ

明智平展望台

明智平展望台は、いろは坂で唯一、本格的な展望台と呼べるような展望台です。

ロープウェイに”登場”するかの如くに”搭乗”することで、素敵に行くことができる。

展望台から遊歩道が設けられていますので、茶の木平を通って中禅寺湖まで行くこともできますが、徒歩で山道を歩くのでそれなりの装備が必要になる上、茶の木平までの所要時間約1時間30分かかります。(復路は約55分)。

明智平ロープウェイ

上記の展望台へ行くロープウェイです。

展望台からは男体山をはじめ、華厳の滝、中禅寺湖など、少し離れた戦場ヶ原、日光白根山までの眺望が楽しめ〜る。んメェ〜🐐

明智平から標高1373mの地点にある展望台まで登れます。所要時間:約3分。

住所:日光市細尾深沢
電話番号:0288-55-0331 (明智平ロープウェイ)
営業時間:9時~16時まで
公式サイト:https://www.nikko-kotsu.co.jp/ropeway/

※紅葉シーズンは営業開始時間が早まったり、営業時間が延長される可能性あり。

※ロープウェイは荒天時(霧・強風・雷など)運休する場合あり。
定休日:3/1~15は整備のため運休

ロープウェイ料金(2023年10月現在)

大人600円(片道)、往復1000円
子供:片道300円、往復500円




明智平ロープウェイ乗り場横の売店および展望台

明智平ロープウェイのりばの隣に併設された展望台です。

2017年まで食堂や売店を運営していた「明智平パノラマレストハウス」が建っていましたが、2018年8月15日より跡地に展望台が新たに設置されています。

展望スペースの前には、以前と同じように軽食が食べれたり土産物を買えたりできる売店がオープンしています。トイレもあり。

明智平の売店

明智平の売店メニュー

⬆️バス車内から撮影したので見づらい‥スンマヘン😞

電話番号:0288-55-0120
営業時間:9時〜17時まで
定休日:不定休(基本、年中無休)

※紅葉シーズンは営業開始時間が早まったり、営業時間が延長される可能性あり。

いろは坂の渋滞状況

下掲写真群は三連休の前日となる11月2日(平日)に撮影したイロハ坂の様子になる。

まずはイロハ坂入口となる馬道のトイレからスタート!(ソ〜レ!いってみよぅ!)

11月2日(連休前)午前11時40頃の馬道の様子

⬆️馬道のトイレ

 

馬道周辺の紅葉の様子

⬆️11月2日といえば日光市街では紅葉のピークなるも、奥日光ではピークを過ぎたところ(戦場ヶ原や湯本温泉ではすでに落葉)

イロハ坂手前橋梁上からの大谷川 周域の紅葉の様子

11月2日(連休前)11時50分頃の黒ひげ平の様子

11月2日(連休前)12時(正午)頃の明智平 駐車場の様子

11月2日(連休前)13時45分頃のザリッツカールトン日光停留所周辺の様子

11月2日(連休前)二荒橋交差点の様子

この交差点は毎年、紅葉シーズンになると渋滞を巻き起こす要因ともなった二荒橋交差点。

現在は右折禁止にすることで従前までの渋滞(混雑)は緩和された。

11月2日(連休前)13時50分頃の立木観音入口バス停の様子

紅葉シーズンの日光は、いろは坂から降りてきて、二荒橋前交差点から、そのまま右折して華厳滝方面へはいけない。

交差点が渋滞してしまうと、いろは坂にまで影響を及ぼし、最悪の場合、交差点の機能がダウンし、車両が交差点を通行できずに大渋滞を巻き起こす。

このような事態を回避すべく、日光市や栃木県では二荒橋交差点からは左折して、立木観音入口バス停を通過し、(上掲写真)迂回して華厳滝方面を目指さなければならない。

11月2日(連休前)13時50分頃の自然博物館前交差点の様子

迂回して華厳滝方面に回り込むと、上掲写真のような自然博物館前の交差点に出てこられる。

上掲写真にパンツ丸見えのごとくに丸見える車両たちはすべて!華厳の滝駐車場への入庫待ちの車両になる。(一部が、第一いろは坂へ向かう)

紅葉シーズンの日光の混雑具合がどれほどのものなのか、これら写真群を通じて分かる。連休前‥というよりは紅葉シーズンは上掲写真のように平日でも混雑している印象を受ける。

「第一いろは坂」の混雑具合

第一いろは坂も途中から一方通行になるので注意!

冒頭でも述べたように「第一いろは坂(復路)」も中禅寺湖方面から→ 東照宮などの二社一寺が位置する日光市街へ向けての一方通行となる。

概ね白鳥神社の手前、広場に入っていく脇道が出現したあたりに「ここから一方通行です」の看板も掲出されている。

地図で示すと下記の場所が該当する。


⬆️第一いろは坂の一方通行になる箇所に掲出される看板。

11月2日(連休前)17時〜17時15分の第一いろは坂の混雑具合

下掲写真は一方通行の看板を過ぎて、第一いろは坂に入ったあたりで撮影した様子。

⬆️第一いろは坂(復路)に入ったあたりで撮影💋

えっ?

‥と思っちまぅほどに「がら空き」。前に車も”く”の字ほども無いほどに‥がら空き!

⬆️がら空き!ヒャっ..(息止)…ホ〜ぃ🥳  ゼぇハぁ

三連休前だったが、意外にも第一いろは坂に渋滞という渋滞はみられなかった。

途次、ヘアピンカーブが多いので減速する車両があるので、カーブ付近では上の写真のように車両が連なる光景が見られたが、それでもカーブを過ぎれば再び法定速度で走行できた。

11月3日(連休初日)のイロハ坂の混雑状況

下掲写真群は文化の日と土日祝を絡めた三連休初日となる11月03日に素敵に撮影したもの💋

11月3日(連休初日)06時30分頃の清滝周辺(古河電工あたり)の混雑具合

⬆️清滝周辺からは穴場的な丹勢山の紅葉が見られる。早朝がベスト!

11月3日(連休初日)06時30分頃の「女人堂」周辺のイロハ坂の混雑具合

女人堂は、第二イロハ坂に入ったあたりに位置する。

明治以前の神仏習合時代、男体山は二荒大神の鎮まる神聖な山と信奉されていた。ゆえに牛馬は前述の馬返しまで、女人はイロハ坂を越えることが許されなかった。

しかし信奉を寄せるあまり、中には礼拝せずにはいられない女人たちもいたので、男体山の神を遥拝する一宇を山の麓たる当地に営んだ。

なお、現在の女人堂は江戸期建築のものを大正三年7月に復興したもの💋

11月3日(連休初日)06時40分頃の「中の茶屋」周辺の混雑具合

⬆️「キノの旅」風のバイカーが出現!..いいねぇ、こういうバイクは渋滞しててもその間をシュルシュルとシーフードヌードルをススり込んで喉ヤケドするように抜けていくことができ〜る💋 喉ヤケドは余計

11月3日(連休初日)06時45分頃の「黒ひげ平」周辺の混雑具合

⬆️黒ひげ平あたりからの眺望…神々しい!

獣(お猿さん、イノ失神(訳:イノシシ)の飛び出しには要注意!

イロハ坂には色んな獣が生息しているので、上掲写真の突然の飛び出しもある!中には不幸な結果を招くことも‥

11月3日(連休初日)06時45分頃の「明智平」周辺の混雑具合

明智平の手前300メートルくらいになって、ようやく渋滞がはじまった。

紅葉シーズンの明智平ロープウェイは営業時間が延長しているので、開始は08時!

 

⬆️午前07時の明智平ロープウェイ乗り場と駐車場の様子。

明智平ロープウェイが早朝から1時間繰り上げて営業する理由は混雑緩和以外にも、紅葉は早朝に観るのが綺麗ということもある。つまり、来客への配慮。

事実、上の写真に見える連なる車両群(マイカー群)がそれを傍証する。

⬆️午前06時50分頃の明智平の紅葉の様子

なお、明智平ロープウェイは営業開始にならないと敷地内の駐車場を開放しないが、手前の無料駐車場(県営)は24時間開放しているので、其方へ入庫する車がいるので待ち列が生じる。

⬆️午前06時50分の東武バス車内の様子(早朝にも関わらず乗客は多い)

午前06時50分頃のリッツカールトン日光停留所周辺の混雑状況

午前06時53分の二荒橋交差点の混雑状況

 

いろは坂が渋滞する期間

  • 日光の紅葉シーズンである10月中旬から下旬、もしくは11月初旬

基本的にいろは坂は紅葉シーズン以外は渋滞することはありません。

いろは坂が渋滞する期間は、その年のいろは坂の紅葉の色の変わり具合によって変化しますが、例年10月中旬から10月下旬がピークです。

紅葉の色づきは昼夜の気温の違いが大きく影響します。

日光の10月の気温は、昼間は20度前後、これが夜間になると10度前後になります。

一般的に紅葉の色づきは、昼間の気温が約20度、夜間の気温が10度前後になると促進されます。

日光の10月の気温がまさにこの条件に当てハマりますので、おおむね10月中旬〜10月下旬、緑、黄色、赤の3色の紅葉を観たければ10月上旬に訪れるのがよいでしょう。

いろは坂が渋滞する日

  • 紅葉シーズンの土日祝日

とくに土日祝日が連休になった場合の土日が渋滞します。

ただ、いろは坂が渋滞するといっても渋滞するのは第二いろは坂(上り)だけです。第一いろは坂も渋滞するときはありますが、第二の比ではありません。

いろは坂が渋滞している時間帯

  • 紅葉シーズンの土日祝日:午前8時頃から17時30分頃まで
  • 紅葉シーズンの平日:午前9時頃〜13時頃まで

渋滞している時間帯は、その日が土日祝日なのか平日なのかによって大きく異なりますし、はたまた、天気によっても大きくことなります。

基本、土日祝日の晴天の日は大渋滞とみておけばよいでしょう。

午前中が混雑する理由

シンプルに紅葉映えが最良だから。その分、午後に行くと若干、空いてはいる。

とりわけ明智平へバスで訪れる場合、帰りのバスに乗車するのが一苦労。

理由は明智平を経由するバスには、日光駅or東武日光駅や東照宮のあたりから中禅寺湖を目指して乗車している観光客で、すでに満車状態になっているから。

バスが1時間に約2本という運行状況も勘案すると、明智平から中禅寺湖へ到着する頃には遊覧船の営業が終了している可能性も多いにある。

🚢中禅寺湖クルーズのINFO

https://www.chuzenjiko-cruise.com/

いろは坂はどれくらい渋滞しているのか?

渋滞する距離:約20㎞〜25㎞。天気の良い日の土日祝の連休日などは30㎞近い時もある。

渋滞を抜け出せる所要時間(目安)

以下の例は信号のない一般道での例です。

  • 渋滞10㎞:約30分〜45分
  • 渋滞20㎞:約1時間〜1時間30分
  • 渋滞25㎞:約1時間30分〜2時間
  • 渋滞30㎞:約2時間〜2時間30分

【補足】渋滞の定義(世間通念上の渋滞の定義)

一般道

走行速度:20㎞以下になった状態

高速道路

走行速度:40㎞以下になった状態

いろは坂が渋滞する理由

いろは坂が渋滞する理由は、おおむね次の通り。

🐒中禅寺湖の紅葉やクルーズを目的とする人々が通行するから
🐒明智平ロープウェイに乗車して明智平の紅葉を観る人々が通行するから
🐒いろは坂の紅葉を車内から観るために訪れたから
🐒明智平で道が2車線が1車線に減少するため。
🐒中禅寺湖側の第一と第二いろは坂の分岐点となる「二荒橋前交差点」付近の駐車場へ入庫するための駐車待ちの車列が交差点から発生し、華厳の滝方向へ右折する車が渋滞する。

⬆️そぅ‥それはあの雨の日の午後、突如、傘越しに別れを告げられた驚いた顔の僕ほど‥噂の「二荒橋前交差点」  …アホか

🐒上記の駐車場待ちで並ぶ車の影響が、逆方向の中禅寺方面へ左折する車両にまで及ぼし、流れが悪くなってしまっている。

このうち、いろは坂の紅葉を車内から観るために訪れた人は、いろは坂が渋滞するのを分かっていてあえて車で訪れています。

渋滞するとノロノロ運転になるので、必然的にゆっくりと紅葉が観賞できるというわけです。

「第一いろは坂」と「第二いろは坂」どっちが混んでいる?

冒頭でも述べたように、渋滞しているのは「第二いろは坂(上り)」になります。

分かりやすく示すと、上りの「第二いろは(日光駅から→中禅寺湖・戦場ヶ原方面)」よりも、下りの「第一いろは(中禅寺湖方面→日光駅・東照宮方面)」の方が混んでいるということです。

ところで・・いろは坂にコンビニはあるの?

いろは坂の途中にはコンビニがありまっしぇんので、麓で事前に食べ物などは買いこんでおく必要があります。

もしくは途中に明智平ロープウェイがありますので、ロープウェイ乗り場の建物内のレストハウスにて売店や食堂で食事をとることもできます。

売店は比較的大きいので日光の土産物や日光名物の天然かき氷なども食べることができます。

食堂では、明智団子、日光ゆば、その他定食などの地元の郷土料理を味わうこともできます。




いろは坂にトイレはあるの?

いろは坂にトイレはありません。どうしても我慢できなくなったら車から出てするほかありません。

男性であればズボンチャックをピっ!と下ろすだけでポロっと飛び出てくるので、ワンタッチで手軽に射出が行えますが、女性orクソ垂れ場合が問題の争点になってくる。

いろは坂は少し道幅が広いので、車を路肩へ寄せて停車してから、山中で野グソを垂れることになるでしょう。

山の生育のための栄養分(肥料)を撒くといった発想でも構わない。

ただ、いろは坂周辺にはトイレがありますので、いろは坂へ入る前にタンクをスッカラカンにしておくことぐらいは素敵にできる。

いろは坂周辺付近トイレMAP

⬆️(クリックおよびタップすると拡大可能💘)

いろは坂 周辺でトイレがある場所

 第一・第二いろは坂共通

 コンビニ(ローソン清滝バイパス店)

「セーブオン」からローソンに変わっていますのでご注意ください。店内のトイレをお借りできます。

 コンビニ(ファミリーマート日光清滝店)

ローソンから500mほど先にあります。同じく店内のトイレをお借りできます。

 清滝バイパス沿いの公衆トイレ

日光道「清滝出入口」から120号線(清滝バイパス)を1.5キロほど進むと右手方向に『公衆トイレ』の看板がみえてきます。

障害者用トイレもあります。

 馬返しパーキング(いろは坂手前:公衆トイレ)

いろは坂に差し掛かる手前にパーキングエリアとログハウス風の公衆トイレががあります。

 

ちょうど「第一いろは坂」と「第二いろは坂」の分岐点の手前です。

  • 直進方向に見えるのが下りの第一いろは坂(中禅寺方面から→日光駅方面)です。
  • 左に曲がっていくのが第二いろは坂(日光駅方面から→中禅寺湖方面)です。

⬆️左側:渋滞が激しい上りの『第二いろは坂』/右側が下り『第一いろは坂』

ちなみに「馬返し」とは地名です。昔はここから先は牛馬、女人は立ち入り禁止だったので馬を返していました。いつの間にか地名になっています。

 第二いろは坂

 黒髪平展望台の仮設トイレ

黒髪平は第二いろは坂の中間地点です。この中間地点には「黒髪平展望台」があります。

展望台には車が6台〜7台ほど駐車(停車)できるスペースがありますので、一息つくこともできます。

この駐車場には紅葉シーズン期間中のみ仮設トイレが設置されます。

 明智平ロープウェイ乗り場横の展望台の売店

「明智平ロープウェイ」および「明智平展望台」は、第二いろは坂のヘアピンカーブがなくなる地点、つまり終着点にあります。

2018年8月15日より、新たに明智平ロープウェイの乗り場横に軽食屋(豚まんやカラアゲなどのグルメ系)と小さな売店が入店した建物が建設されていますが、この建物内にトイレはあります。(駐車場設置の仮設トイレは明智平リニューアルの際に撤去)

⬆️明智平売店内のトイレ(男性、女性、バリアフリー&おむつ替えができるトイレも設置)

 明智平ロープウェー前の公衆トイレ

⬆️明智平ロープウェー駐車場端(県営側)にも公衆トイレが、退社後も素敵に決まってるわ‥級にある。




ズバリ!いろは坂の渋滞や混雑を回避する方法とはどんな方法??

いろは坂の渋滞および混雑を回避する方法は平日に訪れることです。それしか方法がありません。

日光東照宮・二荒山神社・輪王寺が位置する日光山内に駐車していた場合において中禅寺湖(いろは坂)方面を目指した場合、ほとんどの方がロマンチック街道(国道120号線)を走行します。

天気の良い土日祝日や連休の中日などは、いろは坂の手前となる日光道の清滝IC交差点あたりからすでに渋滞が始まっています。

ただ、車が停止してしまうぐらいの本格的な渋滞が始まるのは『第二いろは坂」からです。

いろは坂の渋滞回避方法や抜け道を考えてみる

日光山内から迂回して日光道を利用する!

中には東照宮への参拝帰り、そのまま120号線を進まずにあえて神橋を渡って、一旦、日光駅方面へ向かい、駅向こうの日光道「日光IC(インター)」から日光道を走行して中禅寺湖(いろは坂)方面へ行く方もおられます。


しかし、いろは坂の渋滞は、おおむね日光道の終点となる「清滝IC(出入口)」から第二いろは坂までの間なので、日光道を走行しても結局、120号線を走行してきた場合と同じように渋滞に巻き込まれてしまうことになります。

ただ、清滝出入口までの道中の渋滞や混雑を回避するという目的で日光道を利用するのであれば、それはそれでも結構ですが、上述したように120号線の渋滞が始まる地点が清滝出入口からなので時間的にはそれほど変わらないか、もしくは迂回して日光道を走行した方が時間がかかります。

なお、日光道で特に注意しなければならないのが、降りる方(降車)の日光インター(料金所)の渋滞です。

日光の紅葉シーズンは観光者が1年のうちでもっとも多いので、東照宮へ参拝するために日光山内駐車場への駐車待ちの車が影響して、日光インターの出口付近からすでに渋滞がはじまっています。

パークアンドバスライドを利用する!

栃木県および日光市は、これまで様々な渋滞緩和対策に取り組んできましたが、どれも功を奏さず、決定的な打開策が打ち出せていない状況です。

そんな中、2018年(平成30年)のGW(新緑シーズン)に「パークアンドバスライド」を実施しましたが、これも決定的な渋滞緩和につながらず、2018年度の秋はパークアンドバスライドを実施していません。

たとえば伊勢市などは、一部の渋滞する道路2車線をすべて一方通行にしてそのうちの1車線をバスやタクシー緊急車両が通行できるようにしていますが、山道ということもあり日光ではそういった対策もとられていません。

もしバスやタクシー専用の1車線があれば、渋滞回避策としてタクシーやバスを利用する方法も浮上してきます。

以上をまとめて結論を述べると、日光における渋滞回避策方法というものは、立地上の環境も含めて現状では「ない」といえます。

紅葉時期の日光山内は大渋滞!

日光山内は川に囲まれている立地上、橋を通行しなければならず、車が通行できる橋が2本しか架かっていないので、必然的に橋で渋滞することになります。

日光東照宮とその周辺付近の混雑・渋滞情報については以下の別ページにてご紹介してます。

 【最新決定版・混雑回避策】日光東照宮(日光)の紅葉時期・GWの混雑・渋滞状況と地元住民が語る「裏道・抜け道」

【補足】いろは坂の歴史・由来

いろは坂は、日光山を開創した勝道上人(しょうどうしょうにん)によって敷設された山道です。

もともとは東照宮・二荒山神社・輪王寺が位置する日光山から中禅寺湖(中禅寺)へ参拝するための道でした。

車が本格的に通行できるようになったのが、道幅が拡張された昭和初期の頃だといわれています。当時は3m〜4mほどの道幅だったようです。

1952年(昭和27年)に栃木県が日光駅方面から奥日光エリアへの有料道路を整備する計画が練られ、1954年(昭和29年)10月、日本で2番目の有料道路として完成を迎えています。

以降、1984年(昭和59年)まで有料道路でしたが、現在では無料道路になっています。

リアルタイムで知る!日光の渋滞情報

⬆️華厳滝駐車場内に掲出される日光渋滞情報サイト(日光地域交通対策検討会)の案内板

上掲写真に掲出される看板の「QRコード」はスマホで読み取れるので、ぜひ、読み取らせてく活用していただきとぅぁい💋

その他の日光の渋滞状況提供サイトなど

ライブカメラ

日光渋滞交通情報

日光渋滞情報(X/旧Twitter

いろは坂に関してのINFO

日光市役所

公式サイト:https://www.city.nikko.lg.jp/

日光観光協会

公式サイト:http://www.nikko-kankou.org/

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