日光東照宮のおみくじは、どのような種類で、どれくらいの確率で当たるのでしょうか?
今回はおみくじの種類、順番、そして当たる確率についてリサーチしてみました。
おみくじを引ける時間や、場所もあわせてご紹介します!
日光東照宮でおみくじを引く際には、是非!ご参考にしてください!
日光東照宮の幻のおみくじの「上吉」とは?
日光東照宮のおみくじには、世にも珍しい「上吉」という変わった種類があります。
珍しいこともあり、大吉の1つ上の最上級かと思ってしまうのですが、残念ながら「上吉」は「大吉」の1つ下の位置づけになります。
「上吉おみくじ」を引き当てる確率
日光東照宮の「おみくじ」は、コンビニのレジで引くくじのように、自分でおみくじを選ぶことができるタイプの「おみくじ」です。
つまり、確率も自らの日頃の行いが肝心かと思われます。
「上吉」が出る確率についてですが、どのくらいの確率かは社務所への取材でも明らかにすることはできませんでした。(筆者も実際に引いてみたのですが、残念ながら「凶」でした。・・。)
ただ、口コミ情報やSNSでの噂によると当たる確率はかなり低く、当たればかなりの確率で「良いことが1つは起きる」とも囁かれているようです。ある意味、大吉よりも幸運なのかも??
全国的にも珍しい上吉のおみくじを是非引き当てたいですね!….そぅ、思うのは君だけや‥‥と言おうとしたが、まぁそうか。
日光東照宮のおみくじの種類
日光東照宮には、3種類のおみくじがありますのでチェックしていきましょう!
三猿おみくじ
まず1つめは三猿のおみくじです。
おみくじの表面にかわいらしい三猿のイラストが書かれたこのおみくじは、三猿の近くのお守り授与所で引くことができます。
- 三猿おみくじの値段:100円
三猿おみくじが引ける場所
三猿(神厩舎)付近の授与所
眠り猫おみくじ
眠り猫のおみくじもあります。
こちらも、表面に眠り猫のかわいいイラストが入っています。
眠り猫のある回廊から階段を上っていくと、奥宮に到着しますが、ここのお守り授与所にて眠り猫みくじを引くことができます。
- 眠り猫おみくじの値段:100円
眠り猫おみくじが引ける場所
奥宮授与所
通常のおみくじ「御遺訓おみくじ」
日光東照宮のメインのおみくじは、陽明門近くの授与所で引くことができます。
「御遺訓みくじ」なので、内容には家康公が後世に残した人生の教訓となる「遺訓」が書かれています。
遺訓おみくじには徳川家を示す「葵の家紋」が入っており、「これぞ徳川家のおみくじ!」・・ という雰囲気がにじみ出ています。
- 御遺訓おみくじの値段:100円
日光東照宮の「御遺訓おみくじ」が引ける場所
陽明門近くの授与所
以上のように、日光東照宮のおみくじは種類も豊富でデザインもユニークで、くくりつけて置いて帰るのが惜しくなるおみくじです。
さらに、上の3種類いずれも「1つ100円」ですので、全部引いてもお財布に優しいのが嬉しいところです。
3つのおみくじがどれも、自分で選ぶ形式になっていますので、是非とも自らの日頃の行いを戒めて、最良のおみくじを引き当ててください。
正月限定!当たり付きおみくじ
日光東照宮では、1月1日から8日の初詣期間中、当たり付きのおみくじが授与されています。
破魔矢、盃、お神酒などが当たるかもしれないので、年初の運試しに、ぜひ挑戦してみてください。
なお、日程は変更になる場合がありますので、最新情報をご確認ください。
日光東照宮のおみくじの順番
日光東照宮のおみくじは、上述の「上吉」も含め以下のような順番と種類になっています。
- 大吉
- 上吉
- 中吉
- 吉
- 小吉
- 末吉
- 凶
つまり順番は「大吉>上吉>中吉>吉>小吉>末吉>凶」となります。
おみくじの順番について
おみくじの順番も一般的には、凶から大吉に至るまで順に良くなっていくと言われていますが、特に「吉~末吉までの間の順番」に関しては神社やお寺によって異なりを見せるようです。
尚、日光東照宮は、おみくじの周辺に上述したおみくじの順番が書かれた案内板が貼られていますので、結果がすぐに分かります。
日光東照宮のおみくじの漢字の読み方と意味
大吉(だいきち):大当たり!!
上吉(じょうきち):当たり!好運の兆しあり!?
中吉(ちゅうきち):当たり。なかなか良い運勢!
吉(きち):当たり。更に精進せよ!
小吉(しょうきち):ほどほどに当たり。神の忠告をよく聞くべし。
末吉(すえきち):まぁ..当たり!謙虚な姿勢が大切!
凶(きょう):おみくじの内容を参考にして日々よく実践すべし!
日光東照宮の「おみくじを引ける時間」
日光東照宮のおみくじは、どの場所のおみくじも開門時間内は引けるようになっています。
日光東照宮の開門時間
4月1日 ~ 10月31日:午前8時~午後5時
11月1日 ~ 3月31日:午前8時~午後4時
特に陽明門や奥宮は社殿群の奥になりますので、先に家康公の眠る奥宮から参拝して「おみくじ」を引き、奥宮から順に戻ってくる形で他の場所に参拝したりおみくじを引いたりすると良いかも知れません。
ただ、基本的には常に参拝が先です。
日光東照宮の「おみくじのククリつける場所」
日光東照宮では、境内の中に「おみくじ」を結ぶ場所がありません。
境内の中でひいた「おみくじ」は、大切に持ったまま表門を出ましょう。
表門を出ると、右側に五重塔があり、五重塔の向かいに札所と、「おみくじ」を結ぶ場所が用意されています。
日光東照宮の「おみくじ」はここに結んで帰りましょう!
「おみくじ」を引く場所の周辺には、くくりつける場所はありませんので、くれぐれも、境内の樹木(御神木)に結ぶことのないよう、ご注意ください。
おみくじは必ずククリ付けるのか?持ち帰りはダメなのか?
これは日光東照宮に限らず、他の神社やお寺でも言えることですが、
「おみくじは必ずくくりつけたほうが良いの?」
「持ち帰ったほうが良いの?」
・・という議論は絶えません。
しかし、必ずしもくくりつけて帰る必要はなく、持ち帰る場合には神様にいただいたものとして、大切に保管すれば良いとされています。
「おみくじ」の保管方法としては、例えば自宅で神棚にあげたり、高いところに大切に保管して自省の材料にするか、それが不可能であればやはり、おみくじの内容を心にとどめ、神社にくくりつけて帰るのが良いでしょう。
基本的には、おみくじは神様の言葉をいただくものであり、神様の神徳が宿るものですから、お札と同様の扱い方をすれば問題はないでしょう。
よって、破り捨てたりクシャクシャと丸めてゴミ箱へポイっ!と投げ捨てるといった行為はくれぐれもお避けください。
大吉なら持ち帰る、そうでなければ置いてくる……といったような説もありますが、おみくじの結果と、くくりつけるかどうかには、明確な関連性はありません。
しかし、なぜ、「おみくじ」を木の枝にくくり付けるのか?
そもそも、このような「おみくじ」をくくりつける風習は江戸時代の頃から始まったと言われています。
恋した相手と結ばれるために、木の枝に結んで一種の願掛けをしたということのようです。
ただ、個人的には、境内の木々には神様が宿っていますので、万が一、御神木の枝を折ってしまおうものなら、それこそ逆にバチが当たって恋愛云々の話ではなくなってくるように思われます。オホ
日光東照宮のINFO
社務所
住所:日光市山内2301
公式サイト:https://www.toshogu.jp/
えっ?!おみくじは、とある神社の製作所で作られている??
おみくじが作られている製作所に関しては、当サイトの以下のページにてご紹介しています。
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