【鬼門除札】日光山輪王寺のご利益や飾り方(祀る場所)とは?

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日光東照宮、そして、日光山輪王寺、日光二荒山神社と、それぞれに御守りがあり、多種多様な御守りが授与されています。

その中にも、「限定の御守り(御札)」があります。

この御札は、日光東照宮(輪王寺)の数ある御札の中でも、少し別格の御札となります。

この御札の名前を「鬼門除札」といいます。別名で「壁掛札」とも呼ばれます。

↑「日光輪王寺・鬼門除札」

「鬼門除け札」とは?「鬼門除け札のご利益」

このお札は鬼門から侵入する厄災を跳ね返し、さらに家族の運気を上昇させるご利益が込められたお札です。

人間が一生を歩む中で、厄年を例とした運気が下がるような時期が周期的に訪れます。

このような時期に採った何気ない行動が、その後の人生を大きく狂わせたりすることがあります。

こういったこともいわゆる厄の1つであり、破運を招く結果にならないためにこのお札があります。




「鬼門除札」の裏側

この「鬼門除札」のをよく見ていると、御札の裏に何か付いているのが、分かります。

裏側には「角大師護符(つのだいしごふ)」と呼ばれる護符が挟んであります。

「角大師」とは?

「角大師」とは一見すると「悪魔」のように見えますが、この悪魔の正体は「元三大師(がんざんだいし/天台宗18代座主)」が自分を襲いに来た疫病神と戦うために、悪魔に変化した姿だと伝えられています。

結果、疫病神は消滅もしくは退散してしまうのですが、そんな由緒を持つことから、古来、鬼門除けの「魔除け札」として用いられています。

まさに元三大師の法力が宿ったお札だと例えることができます。

「角大師護符」と使用方法

東照宮(輪王寺)で「鬼門除札」の入った封書を授かり、家に帰ってその封書を開けると「鬼門除札」ともう1枚、一緒に同封されている「角大師護符」という小さな御札があるのが、分かります。

「角大師護符」と使用方法

しかし、この御札、どうやって使用するのだろう?

などと思っていますが、御札以外にも一緒に同封されている、使用方法が記載された紙を読むと、どうも先ほどの「鬼門除札」の裏側の御札を入れるスペースに、この「角大師護符」を入れるようになったいるようです。

「角大師護符」の使用方法

  1. 「角大師護符」からお札を抜きとる。
  2. お札の裏面に家族全員の名前を書く。
  3. 護符に戻す。
  4. 居間などの北東(鬼門)の壁もしくは柱に吊り下げる。




鬼門除け札は毎年色が変わる

コチラでご紹介した鬼門除け札は灰色っぽい色をしていますが、この色は毎年異なります。

毎年11月初旬に輪王寺さんから郵便にて次年度のお札の申し込み用紙が送られてきて、申し込みをすれば次年度の1月4日から順次、お札を郵便にて受け取ることもできます。

お札の交換次期

鬼門除け札は、旧暦の大晦日と正月を基準とした星祈願祭を執り行う関係上、2月3日までが当年のお札の期限となり、2月4日から新たなお札をお受けする新年、所謂、正月となります。

また、完全に交換するのでなく、前年度の鬼門除札の上に重ねる形で吊り下げても良いとのことです。

古いお札がたまってきたら、自宅の庭でお焚き上げ(浄焼)するか、輪王寺へ持ち出してお焚き上げしもらう、もしくは近くの寺社のとんど焼きなどを利用してお焚き上げするなどの方法で燃やしても構わないとのことです。

なお、この鬼門除け札は基本、1年毎に授かるのが良いそうですが、一応は3年間有効な御札となっているようです。(計3回)

日光東照宮「鬼門除札」の値段(初穂料)

  • 3000円

日光東照宮「鬼門除札」を飾る場所

  • 居間・リビングルームなど
  • 家の鬼門となる方角(北・北東)

日光東照宮「鬼門除札」のご利益

  • 除災
  • 家内安全
  • 家族全員の健康祈願

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